ジャクリーン・ウィルソン

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Books

タトゥーママ 岩波少年文庫

ジャクリーン・ウィルソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001142617
ISBN 10 : 4001142619
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

姉のスターと33歳の未婚の母マリゴールドとくらす10歳のドル。スターは面倒みきれないって怒るけど、全身にタトゥー、陽気でお酒好きなマリゴールドは、世界一すてきなお母さん。スターの父親ミッキーとの再会をきっかけに、3人の生活が変わってしまい‥‥。子どもが親によせる、苦しくて切なくて愛おしい気持ちを描いた傑作。

【著者紹介】
ニック・シャラット : 1962年イギリスのロンドン生まれ。美術学校を卒業後、雑誌や児童書のイラストレーターとして活躍。ジャクリーン・ウィルソンの作品の多くに挿絵を描いている。300冊ちかい児童書の挿絵を描く、イギリスの子どもたちに大人気の画家のひとり

小竹由美子 : 1954年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。ジャクリーン・ウィルソン『みそっかすなんていわせない』(偕成社)で翻訳者デビュー

ジャクリーン・ウィルソン : 1945‐。イギリスのバース生まれ。イギリスを代表する児童文学作家のひとりであり、著書は100冊以上にのぼる。児童文学や教育学における貢献を称えられ、2002年に大英帝国勲章を受勲。『タトゥーママ』で2000年にガーディアン賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すみっちょ

    とにかくイライラしました。ドルが自分の母親はおかしくないと思おうとしていることにも、マリーゴールドの身勝手さにも。いくら病気でも何でも、ここまでの状況になる前に母親として自分で出来ることが絶対いくつもあったはず。周りの大人にしても見て見ぬふりな人ばかり。終盤でやっとまともな大人が登場しましたが、そこまでの道のりが酷すぎる。ハッピーエンド風だけどちょっと微妙。ドルとスターは、このまま里親と暮らすほうがいいと思いました。

  • 四不人

    子ども向けとは思えない内容にちょっとビックリ。日本も英国も同じなんだなあ。貧困やアルコールは子どもを直撃する。不孝な人々はお互いに差別し、憎悪をぶつけ合って貧困を再生産する。ドルとスターの家族愛、オリヴァーの友情と勇気、マイケルやジェインの善意など希望の種はあるんだけどね。重い読後感だが、読んで良かったな。

  • emtb

    全身タトゥーだらけでしょっちゅう飲んだくれて生活保護を受けているのに支給されたお金はすぐ遣ってしまうマリーゴールド。自分のことばかり優先させて2人の娘はほったらかし。娘たちに対してちゃんと愛情はあるが、母親には全く向いていないし無責任としか言いようがない。それでも、そんな母が大好きなドル。姉のスターはいつだって母の代わりに妹の面倒を見ていて、最近は母に辛辣だ。どうなるのかヒヤヒヤしながら読んだが、なんとも言えない終わり方。すごくジーンと来たけれども、どういうことになってもハッピーエンドとは言い難い気がする

  • 霧雨

    躁うつ病とアルコール依存症を抱える母を必死に支え、“しっかり”せざるを得ない姉妹。母に失望しつつも、守ろうともしている。捨てられる不安に常にさらされて姉妹は互いに頼りにしているけど、スターの父の登場で、関係が変わっていく。オリヴァーの母も潔癖でコントロール性高し。それでもオリヴァーは人の気持ちが分かる子になっててホッとする。後半でようやく、まずまず?信頼できそうな大人が出てきて良かった。

  • chicoco

    視点が10歳のドルフィンというのがいいんですよね。体じゅうにタトゥー、アルコール依存ぽい母マリゴールドへの揺らがない愛を、読者は自分ごとのように読みながら、ちょっと引いてハラハラし、大丈夫なのか、助けの手が必要なのではという気持ちも強くなっていきます。おもしろく、せつなく、おこりもし……ほっとして涙も出ました。読後はただただ三人の幸せを祈っておりました。2004年版は図書館で借りて読んだのですが、約20年たち社会も変わり自分も変わった今復刊されてまた読めることが嬉しいです。

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