お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する PHP新書

ジム・ロジャーズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569842219
ISBN 10 : 4569842216
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
237p;18

内容詳細

ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び「世界3大投資家」と称される著者。彼はこれまで、その独自の投資眼からリーマンショック、トランプ当選、北朝鮮開国に至るまで、数多くの「予言」を的中させてきた。そんな伝説の投資家は、日本と東アジア経済の未来をどう見るのか。「5年後、アジアで1番幸せな国はどこか?」をテーマに、日中韓の将来を「お金の流れ」から鮮やかに読みとく。日本再興への道、朝鮮半島に訪れる刺激的で劇的な未来、中国のアキレス腱…「アジアの玄関口」シンガポールから世界を見つめる投資家の慧眼に映る、驚愕の未来予測。

目次 : 序章 風はアジアから吹いている―ただし、その風には「強弱」がある/ 第1章 大いなる可能性を秘めた日本/ 第2章 朝鮮半島はこれから「世界で最も刺激的な場所」になる/ 第3章 中国―世界の覇権国に最も近い国/ 第4章 アジアを取り囲む大国たち―アメリカ・ロシア・インド/ 第5章 大変化の波に乗り遅れるな/ 第6章 未来のお金と経済の形

【著者紹介】
ジム・ロジャーズ : 名門イエール大学とオックスフォード大学で歴史学を修めたのち、ウォール街へ。ジョージ・ソロスと共にクォンタム・ファンドを設立、10年で4200パーセントという驚異のリターンを叩き出し、伝説に。37歳で引退後はコロンビア大学で金融論の教授を一時期務め、またテレビやラジオのコメンテーターとして世界中で活躍していた。2007年、来るアジアの世紀を見越して家族でシンガポールに移住

大野和基 : 1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。1979〜97年在米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとしての活動を開始、国際情勢の裏側、医療問題から経済まで幅広い分野の取材・執筆を行なう。1997年に帰国後も取材のため、頻繁に渡航。アメリカの最新事情に精通している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のっち♬ さん

    2019年発刊。経済の未来は東アジア中心となる予測からシンガポールへ移住したロジャーズのインタビュー。日本、朝鮮、中国、米露印と歴史変遷からお金の流れの現状分析はこなれたもの。最も刺激的な部分は朝鮮半島統一で活性化を見込むくだりだ、「逆張り」志向の面目躍如。米ドルへの信頼性は衰退の確信はあるようだが、現状についてはジレンマもある様子。興味深いのが日本の若者に推薦する国外逃亡先、中国、韓国、ベトナム…コロンビア。この分野の本は色褪せるのが早いが、"こう来たらこう考える"という投資家の思考に迫るにはいいかも。

  • えちぜんや よーた さん

    朝鮮半島・移民問題・日本の経済振興策など取り上げるテーマはいいのだけど書き方が大雑把すぎ。個人的な推測だが、出版社・編集者が著者の知名度だけを頼りにして売ろうとしたのではないか。拙速感が否めない。テーマを1つに絞って深堀りするか、3倍ぐらいのボリュームにしてハードカバーにして出版した方が良かったと思う。ジム・ロジャースさんだったらどのテーマについてももっと語ることができるだろう。読み終わってもあまり人に勧める気にはなれなかったのが残念だ。

  • アベシ さん

    世界の負債は西洋に、資産は東洋にという視点は新鮮でした。また朝鮮半島が統一されれば韓国にとっては一石二鳥で大きな繁栄がもたらされるというのも説得力があります。さらにこれからは中国の時代というのも頷ける。歴史は韻を踏むというコトワザから日本の将来に悲観的に書かれている。朝鮮の話とかまるでトランプ大統領はこのお話を聞いていたのではないかと訝しく思うくらい。投資家というのは世界をこういうふうに見ているのかと…、ただ、世界大恐慌だけは恐ろしいです。東日本大震災を目の当たりにするとホントにありだと思います。

  • あすなろ さん

    これから伸びるのは南北統一された朝鮮半島・もし私が今10歳の日本人なら、自分自身に自動小銃を購入するかこの国を去ることを選ぶ・現在、世界の負債は西洋にあり、資産は東洋にあり等々、刺激的な考えさせられる日本と世界情勢を読む著書。それら沢山の中身は一度お読み頂きたい。1番興味深かったのは北朝鮮と南北統一への洞察かな。何れにせよ、歴史は韻を踏み、今度は違うと述べる者は歴史知識のない者であると。確かにこの頃特にそれを思う。自分でも意図的に歴史物読書を増やしており、更にもっと世界史的な読書も増やそうとも思った一冊。

  • Kentaro さん

    歴史は韻を踏む。これは作家マーク・トウェインの言葉だ。よく歴史は繰り返すと言うが、韻を踏むように、少しずつ形を変えながら反復をし続けるのだ。歴史が教えてくれるのは、これからは「アジアの時代」が来るということだ。現在アメリカは、有史上最大の債務国であり、その債務は増え続けている。中国にはほんの最近まで債務がほとんどなかった。なぜなら1976年に死去するまで最高権力者として力を振るっていた毛沢東が世界から信用されておらず、金を貸してくれる国がなかったからだ。借金を背負うことなく、中国は莫大な資産を築き上げた。

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