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9・11生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言

ジム・ドワイヤー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163674308
ISBN 10 : 4163674306
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

最初の飛行機が激突してから2棟目のビルが倒壊するまでの102分間を、証言・通話記録などをもとに描いた感動のドキュメント。今明かされる混乱と助け合い、悲劇と幸運、そして生と死の分かれ道。

【著者紹介】
ジム・ドワイヤー : ニューヨーク市生まれ。「ニューヨーク・タイムズ」のベテラン記者

ケヴィン・フリン : ニューヨーク市生まれ。「ニューヨーク・タイムズ」特集班編集者。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件では警察担当チーフとして活躍した

三川基好 : 1950年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。早稲田大学文学部教授。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おかむら

    あの日、2棟のビルの中で人々はどう行動したのかを、生存者へのインタビュー、通信記録を調べ上げ、時系列に沿って再現したドキュメンタリーノンフ。登場人物100名超えの圧倒的な情報量。訳者前書きに「人々の数があまりに多く混乱するが、この混乱こそが事件のリアリティを伝えるものだ」と書いてあって、まさにその通り。1人の英雄を主人公にした視点よりも、あの全世界がテレビに釘付けとなった未曾有の事件の衝撃をまざまざと伝えてくれる。これが「本」の底力。分厚いけど一気読み(間を置くとさらに混乱しそう…)。

  • booklight

    夜中にリアルでみていた。飛行機がビルに突っ込むという信じられない映像と、ビルが崩壊するという想像を超える事実。いったいどんなことが中で起きていたんだろうと思う。350人以上の登場人物の証言から浮かび上がる真実。現代のタイタニックといわれるのも納得の安全を無視した構造。警察と消防の仲の悪さによる情報共有のなさ。そのために避難できない民間人や避難しないで休憩をとる消防士。無責任に「ビルは安全」「崩壊しない」という警備員や関係者。自分の身を顧みず他人を助ける人。色々な人がいる。そして自分の身は自分で守らないと。

  • Tαkαo Sαito

    会社のMgr からおすすめされて時間はかかったが読み切ることができた。淡々と綴られる事実に「この人たちは生きてるんだよね?、生きてるからこのような鮮明な描写なんだよね?」と思いながら読み進めたがその希望、願いもあっけなく散ってしまう。一方で救われた命の数々には安堵を覚える。改めて9.11の悲惨さ、実情を知ることができて良かった。報道では伝えられていない消防と警察の軋轢、裏側、WTCの設計上の欠点、生き残る、救うために奮闘した人々の記録。重厚な本で買って良かった。

  • 月灯

    ヘビーな本だ。 寝る前に読むとうなされた。 その瞬間までの日常 その瞬間からの102分の記録 苦しくなった。 現場での判断、民間人の正義と勇気 正確な情報を知らないまま救助にあたった消防士、警察。。。 『テロは許せない』は当たり前だが、 救えた命もたくさんあったはずだと改めて思った。 映画やドラマも観たが、組織の対立で失った命と思うと歯がゆい思いだ。 知っているようでなにも知らなかったなと思った。

  • ずー

    タイタニックの証言本も読んだことがあるが、それに似た臨場感だった。本件も経済効率性のために非常用設備などが削られたところがまさに現代のタイタニックだと思った。

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