私がオバさんになったよ

ジェーン・スー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344034419
ISBN 10 : 4344034414
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
追加情報
:
269p;19

内容詳細

人生、折り返してからの方が
楽しいってよ。

考えることをやめない。
変わることをおそれない。
間違えたときにふてくされない。

ジェーン・スーさんと、わが道を歩く8人が語り尽くす「今」。

光浦 愛し愛されるということをしてみたい。
山内 自分の小説は、「女の敵は女」は間違ってると言い続ける活動だと思ってる。
中野 自分で考えることを厭わない人が生き延びていける。
田中 男性の生きづらさと女性の生きづらさはコインの裏表。
海野 この先に誰かと出会うかもしれない。その人に子供がいたら突然親デビュー。
宇多丸 先のことなんか考えても、わからない。今この時を必死で生きるしかない。
酒井 正しい人、優しい人には、悪人に対してすぐ石を投げそうな怖さがあります。
能町 せっかく一緒にいてくれたからお金くらい残したい、という気持ちがある。

ユーザーレビュー

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自分がはみ出し者なので中野信子さんとの章...

投稿日:2021/06/13 (日)

自分がはみ出し者なので中野信子さんとの章で、「逸脱者こそ最後に生き残り、繁栄を享受する」とあり、嬉しかった。ただの気休め程度かもしれないけど。逸脱者がデッドエンドをどんどん伸ばしてくれたから発展したと、もちろん人身御供はいるけども。また、田中俊之氏との章で興味深かったのが、男性の呪いについて。男性は一生働かなくてはならない、家族を養わなくてはならない、という呪い。究極、働くor死か。圧倒的割合で自殺者は男性が多い問題。スーさんは女性の呪いとセットで解決しなければならないって述べてる。共感します

コレット さん | 東京都 | 不明

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人気ラジオパーソナリティーのジェーンスー...

投稿日:2021/03/16 (火)

人気ラジオパーソナリティーのジェーンスーさんが各界の専門家との対談を通じて世の中のモヤモヤをぶった切ります。 読み終わった後は気分もすっきりです。

とらばたー さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ウッディ さん

    ラジオパーソナリティで「相談は踊る」の頃から聴いているジェーン・スーさんのもう一度話したかった人達との対談集。冒頭で「すっごく面白い」と自画自賛していたが、ごめんなさい、それほどでも・・という感じでした。時々、話題の展開についていけず、仲の良い友達が親戚の人と盛り上がっている横でポツンとなったような寂しさを感じた。ラジオで身近に感じていたけど、自分との共通点ってほぼないんですね。とはいえ、自殺するのは男性の方が圧倒的に多く、色んなものを背負わされているという田中俊之さんとの男性学の話は興味深かったです。

  • 美登利 さん

    光浦靖子さんの本無いかな〜と図書館で検索して見つけた1冊。スーさんはこれまで何冊か読んでいて私とは年齢も環境も違うし、それほど共感することは無かったのだけど、この本はかなり面白かったです。対談相手として、宇多丸さん、酒井さん、能町さんとの会話が特に新鮮だったわ!2~3年前の話題なので、それから色々と事情も変わったかしら?と調べてみたら能町さん結婚されたんですね。良かった〜。

  • あっか さん

    ジェーン・スーさんと、同年代の著名人との対談集。ていうかスーさん筆頭に皆さん賢すぎません!?今30歳をちょっと過ぎたところですけど、目の前の現実への対処に一所懸命すぎてこんなに色々主語が大きいこと(男だからとか社会だからとか)考えて生きられていません^^;初っ端の光浦さんからパンチがあって、窓の外から中を覗かせてもらっている感じでした。難しい喩えだったり分かりやすい比喩だったりの違いはありますが、問題を自分の言いたいことに的確に言語化できるのがすごいなあ。逃げ恥原作者海野さんとの対談も面白かったです。

  • nyaoko さん

    返却日が迫ってて急いで読んだけど、時々ハッとさせられる下りがあって、スーさんって本当に知的な方だなぁと思いました。酒井順子さん、海野つなみさんの対談は共感する部分がありました。

  • ミエル さん

    タイトルだけで合格、出落ちでクスッと笑わせていただいた。「もう一度会いたい」相手との対談、まさに阿川佐和子的で上手い。「貴様いつまで〜」の時から寛容さアップ、年齢相応の落ち着きと独女特有の懊悩が混ざり合って刺さる事ばかり。テーマとしてはジェンダー論が中心、いわゆる「負け犬」、同年代の中での「持たざる者」の本音には悲哀もチラチラ見え隠れ、やはり同年代のマストアイテムに欠損のある自分には親近感が湧く。悩んでいないわけではない、でも自分に相応しいとは思えない。ごめんなさいと自我が拮抗する感覚、刺さり過ぎ。

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人物・団体紹介

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ジェーン・スー

1973年生まれ・日本人。コラムニスト、ラジオパーソナリティ、作詞家。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」のパーソナリティとして活躍中

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