ジェーン・ジェイコブズ

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アメリカ大都市の死と生

ジェーン・ジェイコブズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784306072749
ISBN 10 : 4306072746
フォーマット
出版社
発行年月
2010年04月
日本
追加情報
:
20cm,501p

内容詳細

都市論のバイブル、待望の全訳なる。近代都市計画への強烈な批判、都市の多様性の魅力、都市とは複雑に結びついている有機体である…。1961年、世界を変えた1冊の全貌。

【著者紹介】
ジェイン ジェイコブズ : 1916〜2006年。アメリカ、ペンシルベニア州スクラントン生まれ。都市活動家、都市研究家、作家。1952年から十年間「アーキテクチュラル・フォーラム」誌の編集メンバーとなる。1968年にカナダに移住し、同国トロントで他界

山形浩生 : 1964年東京生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務のかたわら、小説、経済、ネット文化、コンピュータ、建築、開発援助など広範な分野での翻訳および執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Miyoshi Hirotaka さん

    都市に多様性と活力をもたらすものは、複数、できれば三つ以上の主要機能があり、利用者が一日の時間帯に散らばること、街区が短いこと、新旧の建物が混在していること、人口密度がある程度あることだ。働き方の多様性は、都市の利用時間の分散を進める。それ以外の要素は、主に長期的な都市計画に関わる。都市で成功するコミュニティは顔の広い人が核になるが、他のコミュニティとの連帯が必要になったときに重要な役割を果たすのは周辺にいる関係の薄い人。多様性により都市は活力を増し、発展するが、住民の需要を越えると衰退し、自滅する。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    1961年初出。住戸や居室内での過密は、アメリカでは確実に、貧困か差別の症状であり、両方がもたらす腹が立つ重荷の一つ(236頁上段)。日本のウサギ小屋問題のようなものか。ラスキンの都市建築風景の叙述は258頁上段に引用されている。人間のバリエーションの豊かさが大事だという。ニュウーヨーク市の社会研究ニュースクールは図書館を供えた建物で、小規模。図書館は街路と学校のキャンパスである中庭を結ぶリンク。眺望も開かれ演出され、街路の喜び、活性剤になっているという(296頁下段)。

  • おせきはん さん

    ボストンやニューヨークの事例から、人の目が行き届いて安全で賑わいのある街は、様々な用途の施設が密集していることを肌感覚から指摘し、従来の都市計画を批判しています。物事を一面的にしか捉えていないように感じられるところもありましたが、納得できることも多く書かれていました。本書で書かれていたことは、その後、世界各地のまちづくりで実践されており、著者の先見性には頭が下がります。

  • バーニング さん

    解説にもあるがアマチュアの勝利ともとれる一方、独特の読みにくさを孕んでいる著書である。50年以上刊行からたっているが大きく色あせているとは思えない点は評価できるだろうが、他の方の感想にもあるが彼女独特の言葉はやや理解しづらい。読んでいて感じたのは彼女の主張の核心は多様性にあると思っている。多様性というだけでは何も示していないように思うが、街路の設計、建物の並び、人の交通・・・などなど多様性をいかに都市にフィットさせ、機能させるかという議論を膨大な例を用いて行っている。その試みは十分野心出来であると言える。

  • 多分、器用です さん

    都市には多様性が重要って指摘は現代的にはそんなに真新しいとは感じない。だけど当時は新しかったそう。最後の山形さんの解説で十分かも。

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