ジェームズ・ローレンス・パウエル

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2084年報告書 地球温暖化の口述記録

ジェームズ・ローレンス・パウエル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336072634
ISBN 10 : 4336072639
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 臓物ちゃん

    豪州鎖国!ペルー消滅!独裁国家となった米国はカナダに侵攻!そんな感じで地球温暖化がこのままグイグイ進めば地政学的にどういうことが起こるかを確かなデータのもとに示した警告のディストピアSF。ナイル川とシナイ山の水源を確保するためエチオピアとイスラエルに同時に戦争仕掛けたのにアレクサンドリアが水没しちゃったエジプトとか、ふんだりけったりの国ばかりなので温暖化は……地獄だぜ!日本も大急ぎで温暖化対策して核武装して中国より先にアイスランドを併合せねばという思いに駆られる。読後に家中のコンセントを引っこ抜いた一冊。

  • izw

    地球温暖化が進むと地球には住めなくなる、今対策を取らずにどうするのか、と主張する人から勧められた。地球がかなり崩壊してしまっている2084年に、いろいろ観点で世界の人々に行ったインタビューをまとめたドキュメンタリーという体裁をとっている。旱魃、森林火災、洪水、海面上昇、氷までと健康、種絶滅は、気象異常の直接的な影響の予測図として読める。戦争、ファシズムは、気象異常から争いも激化するのかとますます暗くなった。地球温暖化を止め手段として原発があったが手遅れだった、という見解については疑問をもつ人も多いと思う。

  • ヴィオラ

    その結論はいかがなものか?…とは思うものの、全体的にはとても興味深く有意義な1冊だったかと。一言で地球温暖化と言うけれど、気温が上がる一点から派生するアレコレは、想像出来ていなかった事を含めとても勉強になりました。

  • しょうゆ

    気候変動に関するSFを読んでいて、その第二段。各国の予想状況から、その時代の人の視点で現実を語らせる一冊。危機感を感じるには非常によい一冊だった。ただ、中盤以降は、展開にあまりパターンがなく、飽和状態になる。それでも、なぜ現代に生まれた我々が動かないのかと問われ続けることの鋭さは強く、刺激的だ。最後の訳者の方が書いた、解決策がスウェーデンの原発と言う点への疑問は、自分も同意。そして、物語として面白いかというと、その点は及第点かな。仮想地球を臨場感をもって体験できるよい一冊。

  • Satoshi

    ◎考えせられる。地球温暖化がひどくなった2084年をインタビューの形で知るノンフィクションのようなフィクション。確かにいろんなところで温暖化の話を聞きながらも見て見ぬふり、というか現実的に捉えてない私。ただ毎年異常気象だよね、って笑い話で会話していて、異常なことは気付いている。戻れなくなる時期は迫っていて、すでに氷河は溶け、水を巡る戦いは増え、砂漠化は進み、熱帯雨林は切られ、森林火災は増えている。子供たちに住みやすい環境を残せるのだろうか。

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