Product Details
ISBN 10 : 4488003885
Content Description
1856年、英領ギアナで暴動が起こり、本国から切手が届かないことを恐れ、急場しのぎに地元の新聞社である切手が印刷された。地元のみで使用され、そのまま忘れ去られたが、これがのちに1セント・マゼンタとして知られることになる切手であった。発行から17年後、ある少年が廃屋でこの切手を発見。以降、この冴えない見た目の切手の価値は、コレクターたちのあいだで跳ね上がっていく―。なぜ、どのようにして、その切手はとてつもない価値を有するに至ったのか?世界で一枚しかないとされる切手と、それをめぐる人々の数奇な運命と情熱を描く、傑作ノンフィクション!
目次 : 第1章 切手の世界/ 第2章 デイヴィッドとの旅/ 第3章 一セント―一八五六年:印刷され、売られ、忘れられる/ 第4章 六シリング―一八七三年:十二歳の少年が発見/ 第5章 百二十ポンド―一八七八年:グラスゴーとロンドン/ 第6章 百五十ポンド―一八七八年:マリンキャップの男/ 第7章 三万二千五百ドル―一九二二年:葉巻をくわえた富豪/ 第8章 四万ドル―一九四〇年:怒れる未亡人、メイシーズ、そしてもう一人の富豪/ 第9章 二十八万六千ドル―一九七〇年:ウィルクスバリの八人/ 第10章 九十三万五千ドル―一九八〇年:“その男は現われた”/ 第11章 九百五十万ドル―二〇一四年:「赤紫色が見えるだろうと思っていたが、やはりマゼンタが見えた」
【著者紹介】
ジェームズ・バロン : 1955年アメリカ生まれ。プリンストン大学卒業。“ニューヨーク・タイムズ”記者として活躍
〓山祥子 : 1960年東京都生まれ。成城大学文芸学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
oldman獺祭魚翁
読了日:2018/09/06
Nobuko Hashimoto
読了日:2020/06/07
星落秋風五丈原
読了日:2018/08/13
はちぶんぶん
読了日:2018/10/23
りえこ
読了日:2025/05/23
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

