Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 夏

  読了日：2023/08/03

  ジェームズ・アンソールという芸術家を、この本を手に取ったことで初めて知った。絵がとっても個性的。仮面や骸骨の出てくる作品はどこか不気味。でも色彩が明るいから、明るさと不気味さのアンバランスさが魅力的に写る。お気に入りの絵は『海浜の脱衣小屋』。仮面も骸骨も出てこない、アンソールの初期の作品。青空の下、浜辺にぽつんと佇む脱衣小屋。青空と海と水平線と脱衣小屋。すべてが綺麗で、まるで潮の香りが感じられるよう。アントワープの美術館所蔵だそうなので、いつか実物を見に行きたい。★★★★☆

• takakomama

  読了日：2025/09/28

  グロテスクな仮面や骸骨など、とても個性的な絵画を描く画家ジェームズ・アンソール。ベルギーでは評価が高いそうで、酷評され、罵られ、侮辱されていたのに、評価が好転したのはどうして？　この本を読んでもわかりませんでした。アンソール自身の文章も、かなり辛辣だと思います。

• kaz

  読了日：2022/06/01

  画集等で観たことのある作品もあるという程度。不思議な印象のある画家。図書館の内容紹介は『19世紀後半〜20世紀前半、表現主義やシュルレアリスムの先駆ともされ、近代ベルギーを代表する画家アンソール。画家が残した文章から、一度見たら忘れられない不気味な仮面と骸骨の絵の謎に迫る画文集』。

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