ジェレミー・リフキン

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スマート・ジャパンへの提言 日本は限界費用ゼロ社会へ備えよ

ジェレミー・リフキン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140817391
ISBN 10 : 4140817399
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界に衝撃を与えたベストセラー『限界費用ゼロ社会』―ジェレミー・リフキンが唱える“最後の”産業革命はいまや、世界規模で急速に進む脱炭素革命とモビリティ革命によって、デジタル社会のなかでその輪郭がくっきりと浮かび上がってきた。メルケル独首相やEU首脳および中国指導部のブレーンを務め、EU各地域でスマート・シティ構築のプランを動かす著者に、世界から取り残されつつある日本の現状はどう映るのか?20年ぶりの来日を果たした著者による、貴重な日本向け提言と対談を収載した日本オリジナル版。『限界費用ゼロ社会』入門編として、経済と社会の構造が大きく変わるデジタル時代の必読の書。本書の実現を担うミレニアル世代とのQ&Aも収載!

目次 : 第1章 スマート・ジャパンへの提言(福島、ドイツ、第3次産業革命/ ドイツのスマートインフラ ほか)/ 第2章 日本は限界費用ゼロ社会へ備えよ(超富裕層8人vs世界の人口の半分/ エントロピーのつけ ほか)/ 第3章 限界費用ゼロでビジネスはどう変わるか?―対談:此本臣吾(野村総合研究所代表取締役社長)(日本は第3次産業革命に有利なポジションにある/ 世界はレジリエンスの時代へ ほか)/ 第4章 第3次産業革命はなぜ地方から始まるのか?―対談:増田寛也(東京大学公共政策大学客員教授、野村総合研究所顧問)(高齢化問題とシェアリングエコノミー/ 第3次産業革命がグローカリゼーションを生み出す ほか)/ 第5章 Q&A ミレニアル世代、リフキンに訊く(オートメーション経済における雇用を再考する/ ピア・トゥ・ピアの教育 ほか)/ エピローグ

【著者紹介】
ジェレミー・リフキン : アメリカ出身の経済学者、文明評論家、政策アドバイザー、作家。2000年からEUのアドバイザーを務めるほか、欧州委員会の歴代トップ3人やメルケル独首相をはじめ欧州各国首脳や中国指導部に向けて経済や気候変動、エネルギー問題などのアドバイザーを務める。また、TIRコンサルティング・グループ代表としてEUの各地域で協働型コモンズのためのIoTインフラづくりを牽引するなど、その提言の実現にも積極的に関わっている。ペンシルヴェニア大学ウォートン・スクールの経営幹部教育プログラムの上級講師を1995年から務めるほか、ワールドポスト/ハフィントンポストによる2015年の世界調査では「世界で最も影響力のある人物」の123位(影響力のある経済思想家ではトップ10)にランクした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サトシ@朝練ファイト

    日本は先進工業国のうちで再生可能エネルギー源(太陽光、風、地熱)を最も豊富に持つ国で、日本はドイツの9倍の再生可能エネルギー資源を持つが、そうしたエネルギー源による発電量はドイツの9分の1しかない!なるほどね。

  • やまと

    『限界費用ゼロ社会』の著者の講演やインタビュー等をまとめたもの。情報分野で分散型インターネットが席巻したように、エネルギー分野では地域分散型の再生エネルギーが原子力や火力等の集中型エネルギーを駆逐し、輸送分野ではGPSによる自動運転車が主流になり、情報、エネルギー、輸送がIoTで統合される未来を力説。著者は、国土面積がほぼ等しいドイツと日本を比べ、日本の方がはるかに太陽光や風力を利用できる環境があるのに原子力を捨ないと日本を警告。ドイツは国家自体が連邦制の分散型国家であり中央集権型の日本との違いを感じた。

  • 大竹 粋

    「限界費用ゼロ社会: “モノのインターネット”と共有型経済の台頭」を時間かけてしっかり読んだところ、最後の章である日本への提言をベースにまとめた簡易版ということで、リフキンからメッセージを確認する意味で読みました。読みやすく、わかり易く解説してくれているけれども、深刻さ、切羽詰まった感、切実さといったリフキンの感情ははるかに「限界費用ゼロ社会〜」の方が伝わってきた。一つ疑問なのは増田さんは本気でリフキンの提言をこの日本でどのように推進していくつもりなのだろうか、、、といった点。

  • ta_chanko

    中央集権型の第二次産業革命(電話・化石燃料・自動車)から、分散型の第三次産業革命(インターネット・自然エネルギー・オートメーション)へ。中央集権型の組織は時代遅れになりつつある。エネルギーや情報・モノ・富も、オープンにして互いにシェアできる社会へ。今はその過渡期。GAFAによる独占もやがて過去のものになるだろう。持続可能な開発目標(SDGs)の実現のため、過去の成功に囚われず、このパラダイムシフトを楽しみ、希望に満ちた社会の形成に参加していきたい。

  • hiyu

    自分にはちょっと合わなかった。言わんとするところはわからなくはないのだが。

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