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ISBN 10 : 4000615882
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豊かな想像力を駆使して書きあげた長篇『百年の孤独』などの作品でラテンアメリカ文学の巨星となったガブリエル・ガルシア=マルケス。本書は伝記作家ジェラルド・マーティンが、ガルシア=マルケスの幼年時代やジャーナリストとしての活躍、またカストロをはじめとする政治家、フエンテスやコルタサルといった文学者との交流、そしてノーベル賞受賞、新旧大陸の往還中も飽くことなく続けられた創作活動まで、知れば知るほど圧倒的なガルシア=マルケスの人生を17年もの歳月をかけて忍耐強くたどった、まさに決定版の名にふさわしい大評伝。
目次 : プロローグ 判然としない出自から 1800‐1899/ 第1部 故国―コロンビア 1899‐1955(大佐と失われた大義について 1899‐1927/ アラカタカの家 1927‐1928/ 祖父の手を握って 1929‐1937 ほか)/ 第2部 海外へ―ヨーロッパ、そしてラテンアメリカ 1955‐1967(ヨーロッパの発見―ローマ 1955/ パリでの飢え―「ラ・ボエーム」 1956‐1957/ 鉄のカーテンの向こう―冷戦時の東ヨーロッパ 1957 ほか)/ 第3部 名士―有名人と政治 1967‐2005(バルセローナとラテンアメリカ“ブーム”―文学と政治のはざまで 1967‐1970/ 作家は孤独の中、時間をかけて執筆する―『族長の秋』とより広い世界 1971‐1975/ チリとキューバ―ガルシア=マルケスは革命を選ぶ 1973‐1979 ほか)/ エピローグ 不死性―現代のセルバンテス 2006‐2007
【著者紹介】
ジェラルド・マーティン : 1944年生まれ。ピッツバーグ大学の近・現代語に関するアンドリュー・W・メロン(1855‐1937。アメリカの銀行家、実業家。退職後、教育、文化、研究活動に資金援助したことで知られる)の名誉教授、ロンドン・メトロポリタン大学のカリブ海研究所の上級研究教授。ラテンアメリカのすべての国を訪れ、大陸に関する広範な執筆活動を行う。25年間、パリ(パリ大学とユネスコ)の20世紀ラテンアメリカ文学・文書館で英語を話すただひとりのメンバーだった。近年、イベロ−アメリカ文学国際学会の会長職に就く
木村榮一 : 1943年大阪生まれ。神戸市外国語大学イスパニア学科卒業。同大学教授、学長を経て、神戸市外国語大学名誉教授。スペイン文学・ラテンアメリカ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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