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脳は世界をどう見ているのか ハヤカワ文庫

ジェフ・ホーキンス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150506179
ISBN 10 : 4150506175
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

知能の謎を解く「1000の脳」理論とは? 神経科学者にして起業家が独創的発想で脳の仕組みから人類の未来までを描くベストセラー

【著者紹介】
ジェフ・ホーキンス : 1957年生まれ。神経科学者、起業家。神経科学とAI(人工知能)の研究を行なうヌメンタ社の共同創業者、チーフサイエンティスト。コーネル大学で電気工学の学士号を取得。インテルのソフトウェア・エンジニアとして数年間働いた後、カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)で神経科学を学ぶ。1992年にパーム・コンピューティングを設立、現在のスマートフォンの先駆けとなる携帯情報端末「パームパイロット(Palm Pilot)」を開発する。2002年、レッドウッド神経科学研究所を設立。2005年、同研究所をUCバークレーに移管するとともに、ヌメンタを設立。ホーキンスのアイデアはアンドリュー・エンや松尾豊らAI分野の著名人に影響を与え、各方面から称賛を集めている

大田直子 : 翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 塩崎ツトム

    「脳の役目はモデル化と座標の割り当て」というのはよくわかった。しかし後半のところの代わりに、多少話が専門的すぎても構わないから、もっと現代の脳科学の最前線についての話を読みたかったと思う。

  • 月をみるもの

    人類の未来について書かれた3章にはとくに新味はないし(当人も述べてるようにSF味がまったくない)、AIへの応用について書かれた2章は、早すぎる分野の発展に追いつけてない感がある。しかし本書の最重要パートは、脳の皮質コラムの構造と機能の解明に関する第1章だ。格子(なに)細胞と場所(どこ)細胞の存在は、カント先生の言う我々の認識の枠組み(空間とカテゴリ)が、じつは脳の構造そのものに由来することの証明なのではなかろうか。とりあえず最後に挙げられている推奨文献を、チャッピーに解説してもらいながら読んでいこう。

  • にゃんち@雑食系

    ★4.3。人間の脳は「座標系」を用いて世界をモデル化していると説く。それは新皮質を構成している「皮質コラム」で、これがあるからこそスムーズに学び、記憶し、予測できる。コンピュータには真似のできないシステムで、それをAIに任せたらどうなるか、人類はいずれ滅亡することを前提に予測する。三章立てで、半分は一章で脳についてだったけど、二・三章では人工知能や宇宙などSF的な考え方も書かれていて興味深い。

  • むらむら

    大脳に代表される新皮質は格子細胞と場所細胞で構成され、それぞれが座標系という概念で柔軟に働き、最終的に「1000の脳理論」が多数決で決定する。故に新皮質は応用も補完も効くし、閾値に満たない発火の説明もつく。この第一部だけでもとても刺激的。第二部、第三部は、かなりSFチックにもなってくるが、この新皮質で得た知識などを何億年にも渡って受け継いでいくために何をするか。人間と機械の融合とは何か。AGIは人間になりえるのか、といったことを議論する。視点がとてもホーリスティックで、他の著作も読みたくなった。

  • Go Extreme

    新皮質 参照フレーム 皮質柱 投票メカニズム 予測 運動 学習 グリッド細胞 心的モデル 分散処理 150,000の皮質柱 ミニ脳 ヘブ型学習 感覚入力 ニューラル接続 物体認識 空間構造 統一された経験 意識 高次思考 脳の構造 知性 AIの応用 ロボティクス 並行学習 冗長処理 層状構造 ミニコラム 環境マッピング フィードバック モデル更新 脳の回復力 多数決プロセス 参照フレーム作成 感覚統合 抽象的概念 認知の分散化 パラダイムシフト ディープラーニングの限界

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