ジェイン・ジェイコブズ

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ジェイン・ジェイコブズ都市論集 都市の計画・経済論とその思想

ジェイン・ジェイコブズ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784306073487
ISBN 10 : 4306073483
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

これまでの本には未収録のものも含め、小論・講演・対談を網羅。ジェイコブズが都市の計画・経済・倫理を説く、待望の一冊!都市にかかわる実務家・研究者を始め「都市」に関心のある人必読の書、遂に刊行!!

目次 : 第1部 都市の博物学者 一九三四〜一九五二年(ある本のために詩を練りながら―『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』誌、一九三五年/ あなどれないダイアモンド街―『ヴォーグ』誌、一九三六年 ほか)/ 第2部 都市の建物 一九五二〜一九六五年(フィラデルフィア再開発の進捗報告―『アーキテクチュラル・フォーラム』誌、一九五五年/ 二種類のプランナー、ペーブメント・パウンダーとオリンピアン―『アーキテクチュラル・フォーラム』誌、一九五六年 ほか)/ 第3部 新しい仕事はいかにして生まれるのか 一九六五〜一九八四年(都市の自生的成長―王立英国建築家協会での講演、ロンドン、一九六七年/ 市民的不服従について―『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』誌との往復書簡、一九六七年 ほか)/ 第4部 都市の生態学 一九八四〜二〇〇〇年(都市の責務―オランダ王宮での講演、アムステルダム、一九八四年/ 一緒に自転車に乗ること―広報担当者会議での講演、一九八五年 ほか)/ 第5部 未来の発達のパターン 二〇〇〇〜二〇〇六年(近隣の味方としての時間と変化―ヴィンセント・スカーリー賞受賞講演、ワシントン特別区、二〇〇〇年/ カナダのハブ都市―C五会議での講演、ウィニペグ、二〇〇一年 ほか)

【著者紹介】
ジェイン ジェイコブズ : 1916〜2006。アメリカ、ペンシルベニア州スクラントン生まれ。都市活動家、都市研究家、作家。1952年から10年間『アーキテクチュラル・フォーラム』誌の編集メンバーとなる。1968年にカナダに移住し、同国トロントで他界。40年以上にわたり、アーバンプランニングに対抗してコミュニティに基盤をおいた革新的な方法を擁護した作家である

サミュエル・ジップ : 作家兼歴史家である。現在、ブラウン大学のアメリカ研究と都市研究の准教授である

ネイサン・シュテリング : 現代のアーバンデザイン、アーバンプランニング、都市政策を一般市民にも利用しやすいものとすることに特化した作家、学芸員、デザイナーである。トロントのアーバンスペース・ギャラリー(ジェイン・ジェイコブスの仲間たちによって設立された)の臨時学芸員としてずっと仕え、またシカゴ建築財団とボストン建築家協会での常設展示に従事したことがある

宮崎洋司 : 都市再生関連の調査・企画会社、(株)プラス社会計画センター所長、工学博士。現在の会社等で都市再生に関わるマーケティング・リサーチ、事業計画や環境の評価などの実務に携わった後、宇都宮共和大学教授として合意形成論、計画評価論の研究に従事。その間、神奈川県等のアイディアコンペでの受賞、都市計画学会等の査読付き論文・(財)住総研等の研究助成の採択を含む、実務・研究の両面にわたる数多くの実績を残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 夜間飛行

    ジェイコブズは都市の自己組織化を訴える。それは新自由主義のように大企業に有利な状況ではなく、個々の店を結節点とするネットワークを形成し、《市場の道徳律》によって誠実性、新奇性、「見知らぬ人やよそ者」との連携を強めていくことである。自由市場を信じ擁護する彼女は《統治の道徳律》による政治の必要を説く。市場は国家の構成要素ではなく、交流と自己形成の場であり、古い仕事から新しい仕事が生み出される創造の場となるはず。ならば新しい企業や製品開発に挑む人、あるいは現場や第一線に立つ人々が保護されるべきなのは当然だろう。

  • どうろじ

    論集ということで雑多なネタがどかっと時系列にまとめられている。スズメの原則は本筋ではないが大事な経験則であるように感じる。実際、彼女からは学術的な知見よりかは市民運動を方法論をこそ見いだすべきだろう。同時代の著名人の思想と重なる部分も多く、彼らとの比較評価も重要になってくるかもしれない。

  • WAKI

    長年環境犯罪学の先駆者の一人としてニューマンやジェフリーとともに引用してきたジェイコブスだが,近年は独創的な都市経済理論家としての評価が高いことを認識させられる。ジェイコブスを都市化が進む先進国における一つの可能性ある処方箋,あるいは少なくとも示唆を示した人だと思っている人が,ジェイコブスを路上の目の指摘者だと思っている人をはるかに上回ったのは何時頃なのだろうか。だだ,都市には多様性と稠密が必要であり,それが都市の生命力を生むという考えは生涯を通じて一貫しているけどね。最後に読むべきジェイコブス本ですね。

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