ジェイムズ・ラヴグローヴ

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シャーロック・ホームズとサセックスの海魔 ハヤカワ文庫

ジェイムズ・ラヴグローヴ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150206222
ISBN 10 : 4150206228
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
448p;16

内容詳細

1910年、ホームズとワトスンがクトゥルーの古き神々と初めて対決してから30年後。闇の勢力に仕えるドイツ人スパイが暗躍し、ヨーロッパが戦争へ突き進む中、海辺のサセックスで隠退生活を送るホームズは、三人の女性の失踪を調査することに。事件の陰には、邪神としてよみがえった仇敵モリアーティがいた!?ホームズは多大な犠牲を払い、最後の戦いに挑むが…。驚異のホームズ×クトゥルー・パスティーシュ、第三弾!

【著者紹介】
ジェイムズ・ラヴグローヴ : 1965年、英国イースト・サセックス州生まれ。オックスフォード大学で文学を専攻した。大学時代から小説を書きはじめ、1990年に最初の長篇The Hopeを刊行。二作目の長篇Daysは1998年のアーサー・C・クラーク賞にノミネートされ、長篇United Kingdomは2004年のジョン・W・キャンベル記念賞にノミネートされた。短篇では「月をぼくのポケットに」(1999年、『ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選』収録、ハヤカワ文庫SF)で2011年の日本の星雲賞を受賞。その後はミリタリーSFからホームズ・パスティーシュまで、活躍の幅を広げている。ほか、ジェイ・エイモリー名義で長篇ファンタジーの著作がある

日暮雅通 : 1954年生、青山学院大学理工学部卒、英米文芸・ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    ホームズとクトゥルーの邪神との最終決戦は、マイクロフトの死という衝撃的な場面から開幕する。当然ながら「最後の挨拶」が背景のためドイツとのスパイ戦が絡み、ルルロイグ=モリアーティがドイツ皇帝すら操るフォン・ヘルリングとして復活する姿はシリーズのラスボスにふさわしい。彼の容赦ない攻撃で潜水艦により遠く太平洋まで拉致されるが、ワトスンともども老いは隠せないながら知恵と力を振り絞って戦うホームズを息を呑んで見守るしかないリーダビリティは圧倒的だ。終盤やや強引な展開ながら、一級のエンタメの面白さを堪能させてくれる。

  • sin さん

    まさかの大技!最後の最後にあの大物との真っ向勝負が待ち構えているとは思いも寄らなかった。しかも怪獣映画なみの大立ち回りで…正典での重要な人物の殺害という思い切った筋運びから始まり、宿敵にはめられてヘビ人間の生贄からの脱出劇を経て、何やらインスマスを思い起こさせる町を襲う海魔の事件に挑み、またしても虜囚となり…邪神と一体化しルルロイグとなったモリアーティ教授との最後の対決の場所はルルイエ−フングルイ・ムグルウナス・クトゥルー・ルルイエ・ウガフナグル・フタグン、そしていまもクトゥルーは夢見ながら待っている。

  • ひさか さん

    2023年11月ハヤカワFT文庫刊。シリーズ3作目にして最終巻。1作目から30年後、古き神々のエキスパートとなったホームズとワトソンが世界を救う。驚くような事件で始まる魔界ストーリーは、アイデアは面白いのだが、展開が緩やかで退屈。大団円なラストが良い。

  • BECHA☆ さん

    クトゥルー・パスティーシュ最終巻。二人は50代後半となりホームズはサセックスで農場を営んでいる。ワトソンが久しぶりにホームズを訪ねるが本人は不在。機嫌を損ねたワトソンが誘拐されるところから物語は始まる。ホームズが年相応(?)に慇懃無礼の度を深めつつも超人的な体力は維持されている。ルルロイグはドイツ軍を隠れ蓑に暗躍し圧倒的な力で新しい神になろうとする。その時にホームズを倒したいと望むのが面白い。序盤の惨劇が一番ショックだった。

  • ettyan えっちゃん さん

    新年一冊目は、クトゥルフもの。三部作の最終巻だったが、これがとても面白かった。ホームズよりは、ラブクラフト寄りでした。いきなり冒頭からとんでもない事になるんだけど、ずーっととんでもない事の連続で、もう言葉もない。 ラストの寂しさ、あと作者の後書きが秀逸。

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1965年、英国イースト・サセックス州生まれ。オックスフォード大学で文学を専攻した。大学時代から小説を書きはじめ、1990年に最初の長篇The Hopeを刊行。二作目の長篇Daysは1998年のアーサー・C・クラーク賞にノミネートされ、長篇United Kingdomは2004年のジョン・W・キャン

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