ジェイムズ・ヤッフェ

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ママは何でも知っている ハヤカワ文庫

ジェイムズ・ヤッフェ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151811517
ISBN 10 : 4151811516
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

0毎週金曜ディナーの席でママは警察が抱える難事件を解決に導く。傑作短篇集が初文庫化

【著者紹介】
ジェイムズ・ヤッフェ : 1927年、アメリカ合衆国シカゴ生まれ。15歳にして「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」に短篇「不可能犯罪課」が掲載され作家デビュー。イエール大学を卒業後、海軍を経て一年をパリで過ごし、1952年からは“ブロンクスのママ”を主人公にした短篇シリーズを発表。普通小説、テレビ・舞台の脚本なども手掛ける。現在はコロラド・カレッジの名誉教授

小尾芙佐 : 1955年津田塾大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 夜間飛行

    警官をしている息子が妻といっしょにママを訪ね、夕餉の卓で事件の話をすると、ママがあっさり解決してしまう。妻は複数大学を出たインテリだがママには太刀打ちできない。ただしこのママは息子を子供扱いしがちで、(こんなに頭はよくないが)昔の私の母親を思い出した。ある意味困ったママだけれど、料理の話に心地よく脳を刺激されるうちに、困った部分も含めてほろ苦いユーモアのように思える。僅かなヒントで真相を見抜くママの人間観察力に舌を巻きつつ、やはり母という盲点は消せないのか、それとも題名どおり全部知ってるのか…は謎だった。

  • Kircheis

    ★★★★☆ 安楽椅子探偵物の代表作とも言われる作品。 程よい分量の短編集で、与えられた事実のみを手がかりに難事件を解決するママの推理が小気味良い。 全体的にコミカルで、殺人事件がテーマでも陰惨にならないようになっており、軽い気持ちで読める。 ミス・マープル(アガサ・クリスティ)の短編集『火曜クラブ』に似た雰囲気も感じたが、主役2人の性格は全然違う。 ただしどちらもややこしい(笑) 頭の良すぎる人は面倒な人でもあるということか…(^_^;)

  • ALATA

    安楽椅子探偵ものとして有名な本作、「ブロンクスのママ」として1950年代に発表された短編集。堪能させていただきました。毎週金曜の夜、ニューヨーク市警のデイビットとその妻シャーリィが母親のところに夕食に赴き、行き詰った難事件をいとも簡単に解決に導くというミステリー。ハイライトはミルナー警部を招いた夕餉で語られるママの結婚式前夜の事件、「ママは覚えている」お薦めです★5※ママとの昔話、嫁姑問題、息子との推理合戦など軽妙洒脱な会話がいい味出してて犯人あてパズルのフォーマットが見事でした。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    事件を解決するのは刑事のディヴィットではなく、料理好きのママの方だった!ママがその洞察力を培ったのが老獪な商売人達との値引き交渉やご近所付き合いや親戚関係なのがミス・マープルみたい。そしてママのママも立派な安楽椅子探偵でした。事件自体は簡単なものだけど、飽きのこない会話が楽しい。それにママのチャキチャキした喋り方と事件関係者へのどこまでも暖かで優しい目線、ブルドック顔のミルナー警部に対しての恋する乙女のように羞じらう態度のギャップが可愛い^^しかし、ママの作る料理が本当に美味しそう。レシピが本当に欲しい!

  • だんじろー

    約60年も前に書かれたとは! まったく古さを感じさせない上質な作品の数々。短編のお手本のような鋭い切れ味。人物描写においても決して手を抜くことなく、短いやり取りの中に登場人物たちの人柄がにじみ出てくる。ママが口にする質問のなんて小粋なこと。どこかの親戚のエピソードを突然披露するところも実にファンキー。訳者の小尾さん、とんでもない方です。“安楽椅子探偵”ならぬ“キッチン探偵”。おみそれしました。

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