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ISBN 10 : 4414414601
Content Description
性被害から立ち直った著者自身の経験から同じく性被害に遭っている子どもたちに向けて書かれている。性被害を受けた子どもがもつ孤立感、混乱、自信喪失からの回復に役立つ。また、性加害をした子どもにもなぜそれがいけないことかが分かるようになっている。臨床心理士や、児童福祉の現場で性暴力を受けた子どもや性問題行動を示す子どもへの支援をする人のためにも必読の書である。
Cynthia L.Mather |性的虐待からのサバイバー
K.E.Debye|性的虐待の支援プログラムを作り上げたコーディネーター
のさかさちこ|大阪大学大学院人間科学研究科准教授
あさのやすこ|大阪府中央子ども家庭センター課長補佐、児童心理司
【著者紹介】
シンシア・リン・メイザー : 自身がサバイバーであり、性的虐待やインセストを受けた被害者が向き合うさまざまな問題について、実体験から得た知識を伝えている。長年、文献研究のほか、性被害を受けた若者やその友人や家族へのインタビュー、判事やセラピスト、検察官、ソーシャルワーカー、加害者のフィールド研究を行ない、高校や大学、教会での講演会を行なっている。この功績によって、「1992年女性のためのバルティモア郡政府委員会による年間最優秀女性賞」を受賞した
クリスティーナ・E.デバイ : LCSW‐C、ACSW、DCSWという専門のソーシャルワーカーの資格を持ち、米国において先進的な性的虐待の支援プログラムを作り上げてきたコーディネーター。そのプログラムは、性的虐待の事例について詳しく調べたうえで、性的虐待が起こった家族への長期的な多面的セラピーを行なうために、さまざまな領域の内容を統合したアプローチをとる。プログラムは質量ともに拡充し、地域でも全国でも広く名を知られている。プログラムを広める権限をもつ人たちをサポートするために、頻繁にメリーランド州を訪れている
野坂祐子 : 1999年お茶の水女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。2004年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士課程単位取得退学。2004年大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター講師。現在、大阪大学大学院人間科学研究科准教授
浅野恭子 : 1991年京都女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。現在、大阪府中央子ども家庭センター地域相談課課長補佐、児童心理司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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