シンシア・ライラント

人物・団体ページへ

わたしが山おくにすんでいたころ

シンシア・ライラント

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784902257267
ISBN 10 : 4902257262
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
27

内容詳細

わたしがまだ小さくて山おくにすんでいたころ、ゆうがたになると、おじいちゃんは石炭のこなでまっくろになってかえってきた。くろくないのはくちびるだけ。そのくちびるで、わたしのあたまにただいまのキスをした。きびしく美しいアパラチアの自然のなか、おとなたちに見守られながら、野山を思いきりかけまわった日々…。少女時代の思い出をあたたかくつづった、シンシア・ライラントのデビュー作!コールデコット賞オナー受賞。

【著者紹介】
シンシア・ライラント : 1954年、アメリカのヴァージニア州に生まれる。大学卒業後、図書館員などを経て『わたしが山おくにすんでいたころ』を発表し、コールデコット賞オナーを受賞する。絵本、詩、幼年童話、小説などで、幅広く活躍。『メイおばちゃんの庭』(あかね書房)で1992年ボストングローブ・ホーンブック賞、93年ニューベリー賞を受賞

ダイアン・グッド : 1949年、ニューヨークのブルックリンに生まれる。イラストレーター・絵本作家

もりうちすみこ : 1955年、福岡県に生まれる。九州大学教育学部卒業。小学校の教師を経て、翻訳家に。2012年、『おじいちゃんの手』(光村教育図書)で第59回産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mug さん

    作者の実話を元に描かれた、祖父母に捧げた作品。両親から離れ、祖父母や親戚と共に山奥で暮らした日々が綴られている。素朴で、穏やかな日常。…そんな中での蛇のくだりには驚いた💦

  • ぶんこ さん

    大好きなシンシアさんのデビュー作。シンシアさんの原点を知る事ができました。家庭の事情で4年間を山奥の祖父母と共に暮らした生活。ライフラインが充実していなくても、貧しくても、家の中は温かくて愛情いっぱい。炭坑夫のおじいちゃんが真っ黒になって帰ってくると、頭にキスをしてくれる。真面目に毎日を穏やかに暮らしている人々の持つ温もりが感じられてほっこりとしました。

  • seacalf さん

    アメリカの児童作家シンシア・ライラントの自伝的絵本。厳しい自然に囲まれたアパラチアの山奥で祖父母に預けられて育てられた少女時代、その素朴だけど満ち足りた生活が描かれている。古き良き時代、今でいうライフラインなんて勿論ないけれど、なんと羨ましい生活だろう。オクラのフライ食べてみたいなあとか、アメリカの家と言えばポーチ、羨ましいなあとかむにゃむにゃと想像をたくましくしながら気楽にページをめくれる。ライラントは『ヴァン・ゴッホ・カフェ』しか読んだことないが、これを機会に他も読んで見たくなった。

  • どあら さん

    図書館で借りて読了。絵に温かみがあって好きだけど、ヘビとの記念写真はちょっと…😥

  • みさどん さん

    心にじーんとくる。田舎に育った自分なので、ホタルや家畜のにおいや藁束など、今よりあった自然を懐かしく思う。そんな良さを読む人もたくさん感じられるだろう。山奥の生活を全く知らない子どもたちには、冒険物語のようにさえ映るのではないだろうか。厳しさと素朴さと暖かさとがたくさん詰まった絵本。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

シンシア・ライラント

アメリカのバージニア州生まれ。これまでに60冊を超える子どもの本を執筆。ニューベリー賞を受賞した『メイおばちゃんの庭』(あかね書房)をはじめ、日本でも数多くの作品が翻訳されている。独学で絵を学び、素朴であたたかみのあるイラストを得意としている。オレゴン州でペットたちと暮らしている

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品