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アライバル

ショーン・タン

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309272269
ISBN 10 : 4309272266
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界各国多数の賞を受賞、世界中に衝撃を与えたグラフィック・ノヴェル、ついに刊行。漫画でもコミックでもない、素晴らしいSF=センス・オブ・ワンダーに満ちた「文字のない本」。

【著者紹介】
ショーン・タン : 1974年、オーストラリアのパース郊外に生まれる。現在、メルボルン在住。イラストレーター、作家。舞台制作や映画制作も手がける。ショート・アニメーション『The Lost Thing』が、第83回アカデミー賞短編アニメーション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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素敵だなぁ…絵を書いたりモノ作りをしてる...

投稿日:2013/04/13 (土)

素敵だなぁ…絵を書いたりモノ作りをしてる人(してた方)は共感できるであろう理想の形がここにはあると思います。カバー外すと装丁がまた凄いですね!!

SASSY さん | 長崎県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    言葉(文字)が全くなく、絵だけでストーリーを構成してゆく絵本(グラフィック・ノヴェル)。ここに描かれるのは私の人生ではないのだけれど、強くノスタルジックな想いに捉えられるのはなにゆえか。セピア・カラーのモノクロームが黄昏を喚起するといった効果も確かにありそうだ。けっして悲しい物語というわけではない。にもかかわらず哀しみのような感情が全編を支配するのはなぜか。このファンタジックな綺想の街の光景に魂を奪われる。背後にはたくさんの物語がほの見える。それは見開きに描かれたたくさんの人たちの物語であり、私の物語だ。

  • starbro

    書店の店頭に多く積んであったので、新刊かと思って手に取りましたが、5年前に発売された作品でした。アメトークの影響で人気再熱なのでしょうか。ショーン・タン、初読です。絵本というよりも、セピア色のサイレント映画を鑑賞しているような素敵なテイストの作品です。著者は本作でユートピアを描きたかったのでしょうか?それともディストピアでしょうか?今年、区切の400冊目でした!

  • 言葉が全くなく、絵だけでストーリーが進んでいく絵本。斬新であり、文字がないのにとても物語が重くて深くて、読みごたえがありました。子供には移民ってまだ難しいかもしれませんが、主人公の表情等で気持ちがとても伝わってきます。

  • Willie the Wildcat

    家族との別れ、列車・船の旅。異国での言葉や文化の壁につきあたる。付け加えて、家族など背負うものが大きければ尚更やりがいと共にプレッシャーも感じる。それでも、少しずつ環境にも慣れ、周囲の援助にも恵まれ足元を固める。印象的なのにはコップに現れた”生き物”。主人公の心を和らげる。苦しいときは、本当にちょっとしたことでも励みになる。文字がない分、家族との再会は特に心にジーンと響いた気がする。

  • のっち♬

    妻子を残して新たな土地に移住した男が人生のチャンスを掴もうと奮闘する。作画が文章以上に雄弁な作者による渾身の文字なし絵本。舞台は異世界でも、20世紀初頭の大都市を下地にしているだけあって郷愁とストーリーを惹起させる。独創的な生き物といいファンタジーとして魅せるアイデアも絢爛で、重厚な陰影に富み、スケールの大きなうねりを内包した光景は神秘的で息を呑むほどに美しい。世知辛い産業社会で逞しく生きる住民たちの情緒豊かで生々しい表情も特筆点で、漫画的なコマ割りの奥にサイレントムービーのような静かな感動が湧き上がる。

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