Hi Quality CD

Scerzos, Nocturnes: Bunin

Chopin (1810-1849)

User Review :3.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TOCE90125
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
Hi Quality CD

Product Description

ショパン名盤HQCD-2
スタニスラフ・ブーニン/スケルツォ&ノクターン集


1966年9月25日ロシア生。第11回(1985年)ショパン国際ピアノコンクール優勝。ショパン・コンクール入賞後、史上最大のクラシック・ブームをもたらしたピアニスト、ブーニンによる名盤。(EMI)

【収録情報】
ショパン:
・ノクターン 第4番 ヘ長調 作品15-1
・スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
・ノクターン 第5番 嬰ヘ長調 作品15-2
・スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
・ノクターン 第8番 変ニ長調 作品27-2
・スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
・ノクターン 第17番 ロ長調 作品62-1
・スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
 スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)

 録音時期:1995年
 録音方式:デジタル(セッション)

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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まさに眼前の演奏。豊かな低音、抜けの良い...

投稿日:2010/03/06 (土)

まさに眼前の演奏。豊かな低音、抜けの良い高音、強靭な打鍵と柔らかなタッチを見事に捉えた素晴らしい録音。スケルツォではスケールの大きい、独特の間から生じるたっぷりとした音楽が、ノクターンでは奏者の息遣いとともに身をよじるようなデリケートな瞬間が立ち現われる。超絶的な技巧が音楽に奉仕している瞬間に立ち会っているような感を持つ。スポーツ的快感とは正反対の充実した音楽を聴く時間を過ごせる好録音。

a &vマニア さん | 東京都 | 不明

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ブーニンがショパンコンクールで優勝したの...

投稿日:2010/02/21 (日)

ブーニンがショパンコンクールで優勝したのは1986年。その模様がNHKで放映されたこともあって、その後に日本のみで起こったブーニンブームには凄まじいものがあった。あれから25年。最近では、ブーニンの名すら知らない日本人も多いのではなかろうか。同じコンクールで第5位だったルイサダや第4位の小山実稚恵に名実ともに先行を許し、後輩のキーシンにも大きく水をあけられている現状に鑑みれば、今となれば一過性に過ぎなかったブーニンブームは一体何だったのだろうかと思う。本盤は、そんなブーニンブームが起きて約10年後の録音であるが、ここには先行しようというルイサダらの同輩や後輩であるキーシンを意識するあまり、何とか新機軸を打ち出そうとするブーニンの痛々しいまでの焦りが刻印されていると言える。ノクターンとスケルツォを交互に配置している点においても、ブーニンの並々ならない意欲が感じられるが、演奏を聴く限りにおいては、そうした意欲がいささか空回りしていると言わざるを得ない。もともと、ブーニンのショパンは、コンクール優勝時から異色の解釈として物議をかもしていたが、デビュー当時は、テクニックさえあればいかなる演奏でも許された面がある。しかしながら、デビューから10年も経てばそうはいかない。テクニックだけが目立ち、個性的と言うよりはあざとさだけが目立つような演奏では、心ある聴き手からは見放されるのは当然のことと言えるだろう。例えば超有名曲のスケルツォ第2番。ここの中間部など、ポゴレリチなどの手にかかれば、実に憂愁な雰囲気が漂うのに、ブーニンは、何とか表情づけをしようと懸命にふるまってはいるものの、空回りしてしまい、単に明るい能天気な音楽だけが紡ぎだされていく。これでは、いくら卓越した技量を有していたとしても、浅薄のそしりは免れないと言うべきである。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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