CD

Chopin: Waltzes.Etudes.Nocturne & Mazurka

Chopin (1810-1849)

User Review :4.0
(6)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TOCE14026
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

『EMIクラシックス・ベスト100』シリーズ
リパッティ/ショパン:ワルツ集(全14曲)、他

ショパンのワルツ集には多数の名演奏、名録音が存在しますが、そのなかでも特別な位置を占めているのがこのリパッティ盤です。ワルツに不可欠な軽やかさ、華麗さを存分に放射し、リパッティ独特の燃えるような情熱を内に秘めた無二のパフォーマンスです。
 練習曲や夜想曲、マズルカなども、全曲が残されなかったことが返す返すも悔やまれる優れた演奏です。レコード芸術推薦盤。(東芝EMI)

ショパン:
・ワルツ第4番ヘ長調 op.34-3『華麗なる円舞曲』
・ワルツ第5番変イ長調 op.42『大ワルツ』
・ワルツ第6番変ニ長調 op.64-1『小犬のワルツ』
・ワルツ第9番変イ長調 op.69-1『別れのワルツ』
・ワルツ第7番嬰ハ短調 op.64-2
・ワルツ第11番変ト長調 op.70-1
・ワルツ第10番ロ短調 op.69-2
・ワルツ第14番ホ短調遺作
・ワルツ第3番イ短調 op.34-2『華麗なる円舞曲』
・ワルツ第8番変イ長調 op.64-3
・ワルツ第12番ヘ短調 op.70-2
・ワルツ第13番変ニ長調 op.70-3
・ワルツ第1番変ホ長調 op.18『華麗なる大円舞曲』
・ワルツ第2番変イ長調 op.34-1『華麗なる円舞曲』
・エチュード第17番ホ短調 op.25-5
・エチュード第5番変ト長調 op.10-5『黒鍵』
・ノクターン第8番変ニ長調 op.27-2
・マズルカ第32番嬰ハ短調 op.50-3
・ワルツ第2番変イ長調 op.34-1『華麗なる円舞曲』
 ディヌ・リパッティ(ピアノ)
 録音:1950年(モノラル)

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Comprehensive Evaluation

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この歴史的名演がSACDとなって発売されたこ...

投稿日:2011/12/30 (金)

この歴史的名演がSACDとなって発売されたことを大いに歓迎したい。 音がびしっと引き締まり、本来こうあったはず、という古いLPに近い再現音が得られる。ピアノがではない、音楽が語りかける。至高の演奏。

かめ さん | 東京都 | 不明

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若くして不治の病でこの世を去らなければな...

投稿日:2011/12/29 (木)

若くして不治の病でこの世を去らなければならなかった悲劇のピアニストであるディヌ・リパッティであるが、その最大の遺産とも言うべき至高の名演こそは、本盤におさめられたショパンのワルツ集であると考えられるところだ。モノラル録音という音質面でのハンディがあることから、近年ではルイサダなどによる名演の方にどうしても惹かれてしまうところであるが、それでもたまに本盤の演奏を耳にすると、とてつもない感動を覚えるところだ。それは、リパッティの演奏に、ショパンのピアノ曲演奏に必要不可欠の豊かな詩情や独特の洒落た味わいが満ち溢れているからであると言えるところであるが、それだけでなく、楽曲の核心に鋭く切り込んでいくような彫の深さ、そして、何よりも忍び寄る死に必死で贖おうとする緊迫感や気迫が滲み出ているからであると言える。いや、もしかしたら、若くして死地に赴かざるを得なかった薄幸のピアニストであるリパッティの悲劇が我々聴き手の念頭にあるからこそ、余計にリパッティによる本演奏を聴くとそのように感じさせられるのかもしれない。いずれにしても、リパッティによるかかる命がけの渾身の名演は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な底知れぬ迫力を有していると言えるところだ。ワルツ集を番号順に並べて演奏するのではなく、独自の視点に立ってその順番を入れ変えて演奏している点にも、リパッティのショパンのワルツ集に対する深い拘りと愛着を感じることが可能だ。いずれにしても、リパッティによる本ワルツ集の演奏は、あまた存在している様々なピアニストによるショパンのワルツ集の演奏の中でも、別格の深みを湛えた至高の超名演と高く評価したいと考える。もっとも、リパッティによるショパンのワルツ集の演奏は、演奏自体は圧倒的に素晴らしいと言えるが、モノラル録音というハンディもあって、その音質は、前述のように鮮明さにいささか欠ける音質であり、時として音がひずんだり、はたまた団子のような音になるという欠点が散見されたところであった。ところが、今般、ついに待望のSACD化が行われることによって大変驚いた。従来CD盤とは次元が異なる見違えるような、そして1950年のモノラル録音とは到底信じられないような鮮明な音質に生まれ変わった言える。リパッティのピアノタッチが鮮明に再現されるのは殆ど驚異的であり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、リパッティによる圧倒的な超名演を、SACDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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1950年セッションでのショパン・ワルツの収...

投稿日:2009/03/02 (月)

1950年セッションでのショパン・ワルツの収録で確か同年ブザンゾンライブ(彼の体力の為最後の一曲は演奏をギブアップしたとの事)でもワルツ集があります。彼が33才で夭折した先入観も多少手伝っての評価は前提ですがその響きは技巧的かつ華々しいものでなく凛としているといったイメージがほぼ当てはまるようです。私自身ショパンワルツはそう熱心に聴く方ではありませんが彼のピアニズムは聴いていて鬱陶しくなく聴き通してしまうのはHMVレビューにもある彼独特の14曲配列なのかもしれません。一応素晴らしいランクとします。

一人のクラシックオールドファン さん | 芦屋 | 不明

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