ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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チェロ協奏曲第2番、チェロ・ソナタ ソル・ガベッタ、マルク・アルブレヒト&ミュンヘン・フィル、ウルズリーサ

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC31109
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

21世紀を担う若き女流チェリストの新星、
ソル・ガベッタの十八番(おはこ)のショスタコーヴィチ!

数々のコンクールやゲルギエフ指揮ウィーン・フィルとの共演で弾いてきた、ソル・ガベッタが最も得意とするショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番とチェロ・ソナタのカップリング。
 第2チェロ協奏曲は第1協奏曲と同様にロストロポーヴィチのために、心臓発作の直前に作曲されました。チェロのソロで始まり陰影の深いアイロニーに満ちた世界を繰り広げます。ショスタコーヴィチ60歳の誕生日に記念演奏会で初演されました。
 チェロ・ソナタはショスタコーヴィチ唯一のチェロ・ソナタであり、初期と中期を結ぶ、悲劇とパロディと抒情が渾然一体となった名曲で、プロコフィエフ、ミヤコフスキーのソナタとともにロシア・チェロ曲の代表的な作品のひとつとされています。
 ソル・ガベッタの演奏は、数々コンクールやオーケストラとの共演で何度も演奏し自家薬籠中のレパートリーだけあって、ロストロポーヴィチ(2種)をはじめとして数ある名盤に伍する、彼女の『今』が聴ける密度の濃い名演で、素晴らしい音響で知られるミュンヘン・ガスタイクでのライヴ・レコーディング(協奏曲のみ)で収めた必聴のアルバム。力強さと繊細さを兼ね備えた彼女だからこそできた、この究極の演奏を聴けば、今の彼女がなぜ高く評価されているのかが理解できることでしょう。緩徐楽章から始まるチェロ協奏曲第2番。この冒頭での彼女は驚くばかりの緊張感で聴き手をこの深遠なる世界へと導きます。不安に満ちたメロディでも、彼女が奏すると、悲しいまでに美しく響きます。打楽器を駆使し、ユニークな響きと楽想を備えた第2楽章、第3楽章では、彼女の妙技が炸裂。いかなるショスタコ好きでも大満足間違いなし。(BMG)

ショスタコーヴィチ:
・チェロ協奏曲第2番ト長調Op.126
 ソル・ガベッタ(チェロ)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 マルク・アルブレヒト(指揮)
 録音時期:2008年1月11-13日(ライヴ)
 録音場所:ミュンヘン、ガイスタイク・フィルハーモニー

・チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
 ソル・ガベッタ(チェロ)
 ミハエラ・ウルズリーサ(ピアノ)
 録音:2008年5月29-31日、チューリヒ、ラディオシュトゥデイオ1

内容詳細

作曲者の内面の相克を、構造的図式ではなく個々の響きの表情や姿カタチから細大漏らさず捕まえようという、実に直裁かつエモーショナルなショスタコである。時間軸上の脈絡が見えにくくなるキライはあるが、隅々まで音に感応するこのハイ・テンションは圧巻だ。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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美形女性チェリスト花盛りですが、一般聴衆...

投稿日:2012/11/05 (月)

美形女性チェリスト花盛りですが、一般聴衆に披露できる有名作品は、それほど多いとは、言得ない。しかし、多くの作曲家が、渾身の、この楽器や、奏者に対して、刺激的、魅力的な作品は、多く残してくれています。アルゼンチン生まれ、フランスとロシアの血を引く’81年生まれのチェリスト、スペインにも居た、今はスイスで、教育活動もやっている無国籍(?)才女ソル・ガべッタ。ここでは、ショスタコーヴィッチの暗い、苦悩の音楽を、比較的、明るく、躍動的、雄弁に演奏しています、もちろんダークですが、エッシェンバッハ、マレンス二コフに比べれば、救いがある。ライヴなので、余計に明瞭。ソナタは、今年、33歳の若さで亡くなってしまったルーマニアのピアニスト、ウルズリーザとの共演、ガべッタに増して雄弁、力強いピアノ。美形をアピールするよりも、真剣に演奏している姿の、ガべッタのジャケットもいい。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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