シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲第1番、第2番、第3番 クイケン四重奏団

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
A326
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

クイケン四重奏団のシューマン

古楽界の重鎮であり大御所であるヴィーラント&シギスヴァルトのクイケン兄弟、クイケン家の次世代を担うクイケン兄弟の2人の娘、ヴェロニカ&サラの4人で結成した弦楽四重奏によるシューマンという超強力盤。
 ピアノ作品、歌曲、室内楽作品に多彩で魅力的な楽曲を多数残したシューマンですが、純粋に弦楽器のみのため作曲をおこなった室内楽作品は非常に少なく、弦楽四重奏曲に関しては、スケッチとして残されているものを除くと、この作品41の3曲のみです。
 モダン楽器を使用するなど旋風を巻き起こしたヴィーラントによるバッハの無伴奏チェロ組曲全集(A421)、クイケン・ファミリーによるドビュッシーの室内楽作品集(A303)など、アルカナからリリースされるクイケンのタイトルはとにかく強力。これまで「ラ・プティット・バンド」のメンバー2人と弦楽四重奏団を組んでいたヴィーラントとシギスヴァルトですが、クイケン・ファミリーの2世代4人で組んだ今回の演奏では、意思の疎通はもちろんのこと作品の内面に迫った造旨の深いシューマンを展開しています。大いなる推進力と説得力を持つシギスヴァルトのヴァイオリンと、包み込むような包容力を感じさせるヴィーラントのチェロは言うまでもなく、内声部を担当するサラ&ヴェロニカの若手女流コンビの貢献度も非常に高いものがあります。

シューマン:3つの弦楽四重奏曲 op.41

・弦楽四重奏曲第1番イ短調 op.41-1
・弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 op.41-2
・弦楽四重奏曲第3番イ長調 op.41-3

クイケン四重奏団
 シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
 ヴェロニカ・クイケン(ヴァイオリン)
 サラ・クイケン(ヴィオラ)
 ヴィーラント・クイケン(チェロ)

収録曲   

  • 01. Quatuor Kuijken - Streichquartett Nr. 1 A-moll Op.
  • 02. 1. Introduzione: Andante Espressivo - Allegro
  • 03. 2. Scherzo: Presto - Intermezzo
  • 04. 3. Adagio
  • 05. 4. Presto
  • 06. Quatuor Kuijken - Streichquartett Nr. 2 F-dur Op.
  • 07. 1. Allegro Vivace
  • 08. 2. Andante Quasi Variazioni
  • 09. 3. Scherzo: Presto
  • 10. 4. Allegro Molto Vivace
  • 11. Quatuor Kuijken - Streichquartett Nr. 3 A-dur Op.
  • 12. 1. Andante Espressivo - Allegro Molto Moderato
  • 13. 2. Assai Agitato - Un Poco Adagio - Tempo Risoluto
  • 14. 3. Adagio Molto
  • 15. 4. Allegro Molto Vivace

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第1Vnとチェロは1899年製、第2VnとVaはそれ...

投稿日:2010/03/31 (水)

第1Vnとチェロは1899年製、第2VnとVaはそれぞれ1804年、18世紀末製とあります。内声2人がジキスヴァルト氏令嬢とのことです。第2Vnが右側から聴こえる、つまり弦楽四重奏における「両翼配置」です。これは知る限り私が夢にまでみたことの初めての実現です。このためシューマンの書いた音が目に見えるように分かります。解説は『シューマン黄昏のアリア』や『グールド孤独のアリア』で著明なM.シュネーデル氏で、その示唆に富んだ文章を分かりやすい日本語訳で読める喜びはほかに代えられません(割高でも)。演奏の印象としてはハーゲン四重奏団の緊迫感とエロイカ四重奏団の柔らかさの中間くらいです。

Maya さん | 熊本県 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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