SACD Import

Schumann Dichterliebe, Lenau-Lieder & Requiem, Wagner Wesendonk Lieder : Christoph Pregardien(T)Michael Gees(P)(Hybrid)

Schumann, Robert (1810-1856)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CC72788
Number of Discs
:
1
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description


当代きっての名歌手による、あたたかく柔らかな歌唱

当代きっての名テノールの一人、クリストフ・プレガルディエンによるシューマンとワーグナーの歌曲集。あたたかで柔らかな、落ち着いた雰囲気のなかで歌われる珠玉の名品です。『レーナウの6つの詩とレクィエム』はニコラウス・レーナウの詩による6曲の後にレクィエムが続く独特な構成。シューマンがこの歌を作曲しているときレーナウは精神を患い病院に入っていましたが、実際に亡くなったのは作品完成直後というエピソードが知られています。このレクィエムは死者への畏敬の念や強い悲しみというものでなく、とても安らかな音楽となっていて実に感動的です。(輸入元情報)

【収録情報】
● シューマン:詩人の恋 Op.48
● ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集 WWV91
● シューマン:レーナウの6つの詩とレクィエム Op.90


 クリストフ・プレガルディエン(テノール)
 ミヒャエル・ゲース(ピアノ)

 録音時期:2018年
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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夢うつつの中でふと優しく懐かしい歌を聴い...

投稿日:2025/09/29 (月)

夢うつつの中でふと優しく懐かしい歌を聴いた…何となくそんな感想を持ってしまう。プレガルディエンのその優しく美しい歌いぶりはそんな気持ちにさせてくれる安心感がある。そうはいっても外見的な優しさや表面的な美しさではない、真摯な歌がいつもそこに在る。他の盤(それは確かボストリッジだったか)でも書いた記憶があるが、美しい声(当盤のプレガルディエンやボストリッジなど)で歌われるとその美しさゆえに余計に詩・曲の中に滲んだ痛みや苦しみが切実に心に入ってくるような気になる。私の感傷かもしれないが、ここでもその痛みや苦しみがじんわりと伝わってくる。それこそが詩を歌にのせて「歌曲」に仕上げていく意味なのかもしれない。  シューマンの叙情と詩へのアプローチの面白さを紹介しつつ、ワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集でロマン派が到達する地平線の果てまで見通すようなプログラムは新鮮。ピアノの伴奏がいまいち前に聴こえすぎる録り方?が少し気になるがそこを置いておき、このコンビならではの息の合った掛け合いも含めてじっくりと向き合う価値がある。おすすめです。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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