CD

Lieder Nach Gedichten Von Heinrich Heine

Schumann, Robert (1810-1856)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BVCD38232
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Limited

Product Description

ドイツ・ハルモニア・ムンディ名盤撰50
日本独自企画
ルビジウム・クロック・ジェネレーター使用最新カッティング
2009年3月31日迄の期間限定生産、日本語解説、歌詞対訳付

プレガルディエン&シュタイアー
詩人の恋〜ハイネの詩による歌曲集

1823年に作られたヨーハン・フリッツのフォルテピアノを得て飛翔する詩人ハイネのロマンティックな精神(ガイスト)。
 高い評価を得たプレガルディエンとシュタイアーのコンビにによるハイネ歌曲集。プレガルディエンとシュタイアー。このCDは彼らのドイツ・リート・チクルス第3弾で、ヨーハン・フリッツの1823年頃に作られたオリジナルのフォルテピアノを使用し、プレガルディエンの詩の解釈の明晰さとシュタイアーのニュアンス豊かで的確なピアノ演奏で新鮮なハイネの『歌の世界』を繰り広げています。(BMG)

・シューマン:歌曲集『詩人の恋』 op.48
・メンデルスゾーン:旅の歌 op.34-6
・メンデルスゾーン:朝の挨拶 op.47-2
・メンデルスゾーン:夜ごとにぼくはきみを夢にみる op.86-4
・メンデルスゾーン:歌の翼に op.34-2
・メンデルスゾーン:挨拶 op.19-5
・メンデルスゾーン:新しい愛 op.19-4
・シューベルト:歌曲集『白鳥の歌』 D.957〜
 アトラス/彼女の肖像/漁師の娘/都会/海辺で/影法師

 クリストフ・プレガルディエン(テノール)
 アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
 録音:1993年(デジタル)

Track List   

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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大変気持ちの良い演奏。とにかく聴き疲れし...

投稿日:2010/08/08 (日)

大変気持ちの良い演奏。とにかく聴き疲れしない。過去の大家の演奏は素晴らしいが、私は正座しないと聴けないような威圧感を感じて、苦手なんです。このコンビのディスクは、軽い演奏とは言わないけれど、聞きやすい。2010年8月時点で廃盤とはもったいない。ぜひ復活して欲しい。

ふじふじ さん | 兵庫県 | 不明

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最高のエヴァンゲリストと称されるプレガル...

投稿日:2010/05/02 (日)

最高のエヴァンゲリストと称されるプレガルディエン。アポロンの如き神の声を思わせるような美声。シュタイアーと組んで素晴らしいシューベルトも録音しているが、表現の凄さは認めるのだが、神の視点から語られる物語のように響き、個人的な苦悩の音楽には聴こえない(笑)。この「詩人の恋」もそうだ。プレガルディエンの歌は、内向的な情感の発露というより、人の苦悩を、神が第3者的視点で語って聴かせるかのように聴こえる。例えば超名盤(というよりこれ以上の録音って今後出てくるのかしら?)ディースカウ+エッシェンバッハの本音と建前を完璧に描き分けた内向内在的な演奏の対極にあると言って良いと思う。ところでシュタイアーは様々な種類のフォルテピアノを使うようで、録音により音の減衰速度、倍音構成が微妙に違っている。実に面白い演奏家だと思う。ただ、この「詩人の恋」とか同コンビの「冬の旅」で聴かれる、ある種の超越的な視点を感じさせる音楽は、プレガルディエンに負うところが大きいと思う(例えばジョッパー組んだ「冬の旅」は内向的な情感の発露を描いた傑作に仕上がっている)。まるで神話を聴かされているかのような「詩人の恋」だ。残りのハイネの詩による歌曲も大変に魅力的に仕上がっている(特にメンデルスゾーンの曲が興味深かった)。

蝉の抜殻 さん | 神奈川県 | 不明

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