シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

歌曲集第3集〜『美しき水車小屋の娘』 ゲルネ、エッシェンバッハ

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC901995
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ゲルネのシューベルト、第3巻は『水車小屋の娘』!
しかも伴奏はなんとエッシェンバッハ!!
70分越えの超高密度歌曲に圧倒!


ゲルネによるシューベルトのリート集、第3巻はシューベルトの三大歌曲集の一つ『水車小屋の娘』です。ゲルネの歌うシューベルトの素晴らしさはもはや言うまでもないでしょう、現代的な知性と、類い稀な美声の理想的な融合は絶品と言うしかありません。ゲルネは既に2001年にこの歌曲集を録音していますが、7年間で芸術家として大きく成熟したことがまざと感じられます。そして伴奏はなんとエッシェンバッハ! 既に指揮者としても大家のエッシェンバッハだけに、強烈な存在感を放っています。この個性派二人による「美しい水車小屋の娘」が普通で終わるはずもなく、何とビックリの70分越え! 基本のテンポは極端に遅いわけではありませんが、「朝の挨拶」、「涙の雨」、「休み」、「好きな色」、「しおれた花」などは通常よりかなりじっくりと演奏され、ことに最後の「小川の子守歌」は9分超! 尋常ではありません。ゲルネとエッシェンバッハの生み出す独特の世界にどっぷり漬かってしまいましょう!(キングインターナショナル)

【収録情報】
シューベルト:歌曲集『水車小屋の娘』
・さすらい [02:42]
・どこへ [02:43]
・止まれ [01:26]
・小川への感謝 [02:19]
・憩いの夕べ [02:07]
・知りたがる男 [05:19]
・焦燥 [02:33]
・朝の挨拶 [05:07]
・水車職人の花 [03:34]
・涙の雨 [04:49]
・僕のものだ [02:15]
・休み [05:29]
・緑のリュートのリボンを手に [01:49]
・狩人 [01:09]
・嫉妬と誇り [01:30]
・好きな色 [05:12]
・嫌な色 [02:02]
・萎れた花 [04:53]
・水車職人と小川 [04:47]
・小川の子守歌 [09:18]
 マティアス・ゲルネ(バリトン)
 クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)

 録音:2008年9月6-8日、ベルリン

収録曲   

  • 01. NO. 7, UNGEDULD
  • 02. NO. 6, DER NEUGIERIGE
  • 03. NO. 8, MORGENGRUSS
  • 04. NO. 9, DES MULLERS BLUMEN
  • 05. NO. 10, TRANENREGEN
  • 06. NO. 11, MEIN
  • 07. NO. 12, PAUSE
  • 08. NO. 13, MIT DEM GRUNEN LAUTENBANDE
  • 09. NO. 5, AM FEIERABEND
  • 10. NO. 4, DANKGESANG AN DEN BACH
  • 11. NO. 2, WOHIN?
  • 12. NO. 14, DER JAGER
  • 13. NO. 20, DES BACHES WIEGENLIED
  • 14. NO. 3, HALT!
  • 15. NO. 18, TROCKNE BLUMEN
  • 16. NO. 19, DER MULLER UND DER BACH
  • 17. NO. 16, DIE LIEBE FARBE
  • 18. NO. 1, DAS WANDERN
  • 19. NO. 17, DIE BOSE FARBE
  • 20. NO. 15, EIFERSUCHT UND STOLZ

ユーザーレビュー

総合評価

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 ゲルネ&エッシェンバッハによる素晴らし...

投稿日:2019/03/28 (木)

 ゲルネ&エッシェンバッハによる素晴らしい「美しき水車屋の娘」。 数ある「水車屋」の中でも筆頭にあげたいディスクだ。テノールだと水車屋の娘に振り回され(または勝手にいれあげて)ずたずたになっていく青年の心の過程がリアルに伝わるのに対し、バリトン(特にゲルネの深い呼吸による低音)では、少し客観的に聴こえる気もする。しかし、だからこそ詩の内容がストレートに響いてくるのではないだろうか。その意味で、このディスクの歌唱は痛切に心に届いてくる。   そして、特筆すべきはエッシェンバッハのピアノ。  ある時、ふと聴いたら、彼のピアノ(特に「朝の挨拶」、「涙の雨」や「水車職人と小川」、「小川の子守歌」など)の最初の1音に強く心を揺さぶられたのだ。その曲に潜む痛み、そして内奥にある「若き職人の、傷つきやすい心への共感、そして死への恐れと憧憬」とも言えそうな仄暗いものが、その第1音から滲み出てきたように思えたのだ。歌の前、伴奏の音にも「詩」が含まれているのだ。   このディスクが発売されてかなり経ってからの投稿だが、エッシェンバッハのピアノ(もちろんゲルネの歌唱も)を聴いてほしいと考え、今更ながらレビューします。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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