String Quartet, 9, 13, 14, 15, : Tokyo Q (1987, 1989)

来日記念盤｜東京クヮルテットよ永遠に
シューベルト：後期弦楽四重奏曲集〜『ロザムンデ』『死と乙女』＆第15番
東京クヮルテット

東京クヮルテット最盛期ともいえる第3期のメンバーによるシューベルト・アルバム。有名な『ロザムンデ』『死と乙女』に加え、公演曲であるシューベルト最後の大作第15番ト長調を収録。
1987年に第3期メンバーの東京クヮルテットがRCAに移籍後、着手したシューベルトの弦楽四重奏曲録音から後期の『ロザムンデ』、『死と乙女』、第15番、第9番の4曲をCD2枚にカップリング。『死と乙女』は82年のVOX盤以来の再録音。1989年にはホーエネムスのシューベルティアーデやシュレースヴィヒ＝ホルシュタイン音楽祭でシューベルトの弦楽四重奏曲全曲演奏を敢行し、圧倒的な成功を収めた充実ぶりがこの4曲の演奏に刻みこまれています。なお『ロザムンデ』と第9番は、初出時に1988年度レコード・アカデミー賞（しかも『日本人演奏部門』！）を受賞しています。日本独自のカップリング。（ソニーミュージック）

【収録情報】
シューベルト：後期弦楽四重奏曲集
ＤＩＳＣ１
・弦楽四重奏曲第13番イ短調D.804（作品29-1）『ロザムンデ』
・弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810『死と乙女』

ＤＩＳＣ２
・弦楽四重奏曲第15番ト長調D.887（作品161）
・弦楽四重奏曲第9番ト短調D.173

　東京クヮルテット
　　ピーター・ウンジャン（第1ヴァイオリン）、池田菊衛（第2ヴァイオリン）、磯村和英（ヴィオラ）、原田禎夫（チェロ）

　録音時期・場所：
　1987年6月30日、7月1日＆2日、ニューヨーク、RCAスタジオ（D.804、D.173）
　1989年9月19日〜22日、ニュージャージー、プリンストン大学リチャードソン・オーディトリアム（D.810）
　1989年5月22日、23日＆26日、ニューヨーク、ラトガーズ教会（D.887）
　録音方式：デジタル

　プロデュサー：
　ジョン・ファイファー（D804、D173）
　ジョアンナ・ニクレンツ（D.810）
　ジョアンナ・ニクレンツ＆マーク・オウボート（D.887）

　エンジニア：
　マイク・モラン（D804、D173）
　マーク・オウボート（D.810）
　エリート・レコーディングズ（D.887）