シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

ピアノ三重奏曲第1番、第2番、ノットゥルノ アンドレアス・シュタイアー、ダニエル・ゼペック、ロエル・ディールティエンス

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC902233
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番、第2番、ノットゥルノ
アンドレアス・シュタイアー、ダニエル・ゼペック、ロエル・ディールティエンス


シュタイアーの最新盤は、シューベルトのピアノ三重奏。ヴァイオリンは、ドイツ・カンマーフィルのコンサートマスターにして、アルカント・カルテットでセカンド・ヴァイオリンを務めるダニエル・ゼペック。チェロは、ハルモニアムンディにも数々の名録音をものしている、しっとりとした音色が魅力の名手ディールティエンス。嬉しいメンバーでの録音の登場となりました。
 チェンバロを弾いてもフォルテピアノを弾いても、はたまた現代のピアノを弾いても、シュタイアーは実に詩情豊かな音色で独自の世界を聴かせてくれる名手。シューベルト作品では、以前ハルモニアムンディからト長調 D.894のソナタをリリース、シューベルトの心の闇をも優しくつつみこむような柔らかな音色が印象的でした。ここでもシュタイアーの詩情と慈悲深い音色は全開。弦楽器二人が奏でる音との絡み合いはえもいわれぬ美しさです。シューベルトの名作、ピアノ三重奏曲にまた新たな名演が誕生しました。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
シューベルト:
● ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 op.99, D.898
● 三重奏曲変ホ長調 op.148, D.897『ノットゥルノ』

Disc2
● ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 op.100, D.929

 アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ/クリストファー・クラーク1996年製:コンラート・グラーフ1827年ウィーンのコピー)
 ダニエル・ゼペック(ヴァイオリン/ロレンツォ・ストリオーニ1780年製)
 ロエル・ディールティエンス(チェロ/マルテン・コルネリセン1992年製:ストラディヴァリウスのコピー)

 録音時期:2015年6月15-18,20-22日
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. I. Allegro Moderato
  • 02. II. Andante Un Poco Mosso
  • 03. III. Scherzo. Allegro
  • 04. IV. Rondo: Allegro Vivace
  • 05. Notturno in E-Flat Major, D897

ディスク   2

  • 01. I. Allegro
  • 02. II. Andante Con Moto
  • 03. III. Scherzando. Allegro Moderato
  • 04. IV. Allegro Moderato

ユーザーレビュー

総合評価

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  再度投稿させてもらいました。  ...

投稿日:2020/11/02 (月)

  再度投稿させてもらいました。   前のレビュアーのレビューにうなずかされる部分が多く勉強になりました。が、それでも私は第2番の最終楽章でのリピートはあってほしいと考えてます。時間間隔について言うと確かに昔と今では隔たりはあることでしょう。しかし私は時間の問題でリピートが冗長とするより、「シューベルトの心象風景のドラマ」という意味合いでリピートはあってほしいと考えています。   あくまで個人的な感覚ですが最終楽章次のようなドラマが書かれていると考えています。まず冒頭非常に気軽で楽し気な歌から始まるものの、そこから雲行きが怪しくなり、自分の置かれた境遇への焦りや失意に加えて、病気への、そしてそれがもたらす死への不安や絶望で精神がバラバラに壊れていくような感覚があると思います。第2楽章でも突然舞台が暗転し何かを叫ぶような曲調に変わる場面がありますが、最終楽章ではそれが「再発」し、叫ぶどころか泣き叫び、身もだえ、頭をかきむしるかのような絶望や苦悩や狂気が次々に待ち構えてシューベルトを襲っています。普通であればその絶望の苦しみは一度で終わるべきですが、シューベルトの「闇(死)への恐怖」はそれで終わってはくれません。堕ちても堕ちてもまだ底が見えない、そんな「地獄への転落」を私は感じてしまいます。人によってはシューベルトのある種の作品を「天国的な長さ」と形容します。D944の交響曲であれば納得しますが、この曲に関しては「地獄的な深さ」とでも言ったらよいような恐ろしさが潜んでいる・・・。これが私の感覚です。そして、その恐怖のドラマ(またはその夢)から覚めないうちにその余韻の震えを残す中で孤独を抱えながら奇妙な微笑みを浮かべながら曲が終わっていくように私は感じています。   A.シフ、塩川悠子、M.ペレーニ(Teldec)や、T.デメンガ、 H.シュネーベルガー、J.E.デーラーら(ECM)のトリオのディスクではリピートがされています。時間的な整合性も一理ありますが、ドラマにはつきものの「非整合性」があると考えています。非整合性があるからこそ、流れが不自然に聴こえることがあると思います。 要するに、時間間隔や流れの整合性をとる方もいるでしょうし、そこに反対する気は全くなく、あくまで「シューベルトが伝えたかったもの、残したかった想い」を従容として受け入れ追体験する意味で聴いてみていただければと思います。逆説的ですが前のレビュアーの意見があったからこそ上記の部分により思いをはせることができたのでありがたく思います。   蛇足ながら、リピートがないからこのディスクが悪いとは思いません。その感想についてはすでに書いているので繰り返しませんが「聴くべきディスク」なのでおすすめしたいです。そもそも上にあるのは私個人の主張で、それが正しいとは言いません。ただ「こんな聴き方する奴もいるんだ」程度の参考として乱筆ながら述べさせていただきました。。。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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もはやピリオド楽器であることのデメリット...

投稿日:2016/11/13 (日)

もはやピリオド楽器であることのデメリットを全く感じさせない、メリットばかりが目立つような演奏。この2曲は単に歌にあふれた美しい音楽というにとどまらなず、特に第2番は死と孤独の影を強く感じさせるような名作だが、そういう陰影の表出も申し分ない。第1番第1楽章では小結尾主題に入るときのリタルダンドと間が絶妙。全体としては晴朗なこの楽章に孤独の気配を導き入れる。第2楽章は意外に遅めのテンポで、音量を抑えたひそやかな歌が紡がれる。一方、第2番の第2楽章は予想通りの速めのテンポだが、中間部の修羅場の表出は迫真的だ。第3楽章のトリオではフォルテピアノの特殊ペダル(打楽器効果)を使用。前のレビュアーが書かれた通り、「天国的に長い」第4楽章の提示部反復はなし。 この時代の音楽におけるリピートは難しい問題だが、ピリオド楽器によるものであれ、現代の聴衆のための演奏であり、二百年前の人々と飛行機や高速鉄道で移動する現代人の時間感覚がもはや全く違う以上、楽譜通りにすべてのリピートを実行すべきとは私は考えない。たとえば『未完成』交響曲や変ロ長調ソナタの第一楽章提示部反復はぜひしてほしいと思うが、「大ハ長調」交響曲、特に終楽章のリピートには反対だ。作曲者自身がリピートのための経過句を作り付けているにもかかわらず、後者の場合などリピートは音楽の自然な流れを破壊しているとしか思えない。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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 シューベルトのピアノ・トリオにまた一つ...

投稿日:2016/10/11 (火)

 シューベルトのピアノ・トリオにまた一つ聴きごたえのあるディスクが加わった。A.シュタイアーを中心に、時代楽器を使っての演奏であるが、思ったより痩せぎすしないしっとりした音質。  できれば第2番(第4楽章)でリピート部分をすべて演奏してほしかった(作曲家が聴いたであろう楽器の音は再現するが、作曲者が意図したリピートは再現しないというのは片手落ちと思うが…。)という不満は残るが、演奏自体はシューベルトらしい自由で歌があふれる雰囲気を主体としながらも、ところどころに孤独感や絶望がすきま風のように吹き込まれるよう。あまり深刻にならずにシューベルトの「歌」を愉しむにはちょうど良いディスクだと思うのでおすすめです。いままでシューベルトは長くてダラダラして退屈…と考えていた方にも試していただきたい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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