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String Quartet.14: Capet Q +haydn: Quartet.67, Beethoven: Quartet.5

Schubert (1797-1828)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OPK2051
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

「オーパス蔵がカペー四重奏団の全録音を復刻すると聞いて、待ってました!と思わず歓声を上げた」
音楽評論の重鎮、小林俊之氏は続けて「これほど克明な復刻もめずらしく、生演奏の雰囲気を感じさせて・・・」と、オーパス蔵の復刻の素晴らしさを語り、ベートーヴェンの第15番に関してはとりわけ「序奏を支えるPPのチェロ・パートがオーパス蔵で初めて完全に聴き取れる。やっと音溝に刻み込めたと思われる最低音の収録をひろいとっているのだ」と絶賛、ヒストリカル・ファンには見逃せないリリースと言えそうです。

OPK2051
・シューベルト:弦楽四重奏曲『死と乙女』
・ハイドン:弦楽四重奏曲『ひばり』
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番
 録音:1928年

カペー四重奏団
名匠リュシアン・カペー(vn)によって1894年に結成されたフランスの名クァルテット。C.ジロン、アンリ・カサドゥシュ、シャルル=ジョゼフ・フュレーのメンバーで活動しますが、1899年、カペーのサント=セシル音楽院教授就任に伴って活動を中止します。その後、1903年なって、カペーは新たなメンバー(フィルマン・トゥーシュ、エドゥアール・ナドー、クロ・サン=タンジュ)と共に活動を再開、1909年にはふたたびメンバー移動(モーリス・エウィット、アンリ・カサドゥシュ、マルセル・カサドゥシュ)、カサドゥシュ兄弟が抜けたあと、1919年からは、アンリ・ブノワ、カミーユ・ドゥロベールが加わりました。1928年、カペーの死によってその活動を終えました。

CDは国内プレスとなります。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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 ハイドン「ひばり」を聴くと、その芸術性...

投稿日:2013/02/26 (火)

 ハイドン「ひばり」を聴くと、その芸術性の高さに脱帽する。冒頭のカペーの運弓の妙を聴くと、カペーがイザイ、クライスラーと比肩すべき芸術性を持っているのが判る。そのカペーがソロ活動せず弦楽四重奏団を組織し、研鑽しながら演奏活動を行ったので、他の奏団と隔絶した芸術性を持ったのは当然である。近年高評価を得たアルバンベルグなど、単にアンサンブルの良さだけで評価を得たので、カペーとは比較にもならない。  「死と乙女」も「ひばり」と同様に至高の名演であるが、当時の録音事情を反映してシューベルト特有の冗長な反復を省略しており、却って引き締まった演奏になっている。  カペーはベートーヴェンの後期や母国の作品の評価が高いが、この3曲も芸術的高みに於いて、勝るとも劣らない出来である。  それにしても、カペーが医者の誤診が原因で急逝したことは、本当に残念でならない。  リマスターはノイズリダクション過剰気味の東芝EMI(スッキリして聴きやすい面もあるが。)と比較すると、各声部の微妙な綾がよく判り、カペーの真価が一番判るCDである。

kinsan さん | 静岡県 | 不明

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