オランダのプリズマ弦楽三重奏団。フローラン・シュミットの弦楽三重奏曲、初CD盤!
プリズマ弦楽三重奏団は、アムステルダム・シンフォニエッタやASKO/シェーンベルク・アンサンブル、メトロポール・オーケストラのゲスト・コンサートマスターを務めてきた名手、ヤンネケ・ファン・プローイェンを筆頭に、2002年に結成されたオランダのストリング・トリオ。経験豊富なリスナーから慣れていないリスナーまで幅広くアピールできる作品を中心に、独創的なプログラムでオランダ全土の主要ホール、音楽祭に出演してきました。
新たなレコーディングは、フローラン(フロラン)・シュミットの壮大な弦楽三重奏曲を再興しようという意欲的なプロジェクト。晩年のシュミットによって1944年に書かれた弦楽三重奏曲は、弦楽三重奏のために書かれた中でもっとも挑戦的な作品であり、カラフルかつエモーショナルでユーモラス、シンフォニックな壮大さとスウィングが交互に繰り返される音楽。作曲後すぐの1946年盤を始め、かつて何度か録音されてはいるものの、前回のレコーディングが1985年のLPだったため、CDでの録音はこのアルバムが初となります。
高音質録音でも知られる「Cobra Records」の優秀録音で、改めて日の目を見るフロラン・シュミットの室内楽にご注目ください。カップリングは、ミヨーのピアノ曲集『家庭のミューズ』の弦楽三重奏版で、Bob Gilmore、Petra Griffioen、Tim Kliphuis、Marijn van Prooijenの4名によってプリズマ弦楽三重奏団のためにアレンジされています。(輸入元情報)
【収録情報】
● フローラン・シュミット:弦楽三重奏曲 Op.105
● ミヨー:家庭のミューズ(弦楽三重奏版)
プリズマ弦楽三重奏団
ヤンネケ・ファン・プローイェン(ヴァイオリン)
エリザベツ・スマルト(ヴィオラ)
ミヒール・ヴァイトネル(チェロ)
録音時期:2020年7月14-16日、11月9日
録音場所:オランダ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)