Ich Will Den Herrn Loben Allezeit-sacred Concertos: Les Escapades

フォイエルジンガー＆レゼスカパード
シュトラットナーの宗教コンチェルト集、全曲世界初録音

古楽界で花開いたオーストリアの古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー。2014年にグラウプナーのカンタータ集でエコー・クラシック賞を受賞し話題を呼び、その後もドイツ・バロックの宗教音楽のスペシャリストとして高い評価を浴び続けるフォイエルジンガーの新たな録音は、「ヨハン・ローゼンミュラーと同時代の知られざる作曲家たちの宗教コンチェルト集」でも取り上げていたゲオルク・クリストフ・シュトラットナーの宗教コンチェルト集。
　シュトラットラーはいとこのザムエル・カプリコルヌスに最初の音楽教育を受け、バーデン＝ダーラッハ辺境伯宮廷の楽長や、フランクフルト市の音楽監督などの要職を務めたドイツの教会音楽家、作曲家です。ソプラノ、アルト（この録音ではカウンターテナー）、テノール、バスの4声部（1部の曲ではソプラノ2人）と複数本ずつのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のために書かれた、すべて世界初録音となる宗教的声楽作品。前作同様、女流奏者4名からなるヴィオール・アンサンブル「レゼスカパード（Les Escapades）」にヴァイオリン、テオルボ、オルガンのゲスト・ミュージシャンが加わった8名が、繊細なアンサンブルでフォイエルジンガーらの歌声に花を添えています。（輸入元情報）

【収録情報】
シュトラットナー：
● わたしは常に主を賞め讃えたい
● 父よ、私は罪を犯しました
● 信実なる創造主
● Ich stelle mich bei meinem Leben
● イスラエルの羊飼い、聞いてください
● Herr, der du uns hast anvertraut
● おお神よ、あなたはすべての愛の源

　ミリアム・フォイエルジンガー（ソプラノ）
　モニカ・マウフ（ソプラノ）
　アレクサンダー・シュナイダー（アルト）
　ダニエル・シュライバー（テノール）
　マルクス・フライク（バス）
　レゼスカパード
　コシモ・スタヴィアルツキ（指揮）

　録音時期：2020年9月28-30日
　録音場所：カールスルーエ、復古カトリック教会
　録音方式：ステレオ（デジタル）
　全曲世界初録音