シャーロット・ブロンテ

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ジェイン・エア 上 光文社古典新訳文庫

シャーロット・ブロンテ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334751135
ISBN 10 : 433475113X
フォーマット
出版社
発行年月
2006年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,500p

内容詳細

幼くして両親を亡くしたジェイン・エアは、引き取られた伯母の家で疎まれ、寄宿学校に預けられる。そこで心を通わせられる人々と出会ったジェインは、8年間を過ごした後、自立を決意。家庭教師として出向いた館で主のロチェスターと出会うのだった。ジェインの運命の扉が開かれた。

【著者紹介】
シャーロット・ブロンテ : 1816‐1855。イギリスの小説家。エミリー、アンの二人の妹も作家で、「ブロンテ三姉妹」と呼ばれる。父親が牧師であることから牧師館で育ち、早くから文学的素養を培う。私塾経営を試みたり、ブリュッセルに渡って英語教師になるなど、三姉妹の中でも活動的だった

小尾芙佐 : 1932年生まれ。津田塾大学英文科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    落ち着いて読むと、やはり ジェイン・エアの シンデレラ物語である。 上巻は 少女ジェイン・エアの成長を 描く。冷酷な叔母の下で 育てられた ジェインのひどく屈折した感情が新鮮である。 ロチェスター氏とジェインは 改めて読むと、 さほどロマンティックではなく 思われるのが、 不思議な印象だった。

  • 財布にジャック さん

    昔読んだことがあるはずなのにあまりにも昔なため、改めて新訳で読みだしたら、だいぶ忘れているようで、すっかりジェインの世界へ引き込まれてしまいました。登場人物の善と悪とがはっきりしていて、まるで少女マンガのようでした。後半で展開されるジェインの恋のゆくえが気になって仕方がありませんが、下巻を読んでしまうのが惜しいほど傑作なので大切にゆっくりと読みたいと思います。幼い頃からのジェインの成長を見守りながら、自分もいろいろ考えさせられました。彼女の生き方に、心を揺さぶられます。

  • セウテス さん

    上巻〔再読〕孤児となったジェインが、引き取られた先の叔母は冷酷な人間で、彼女を虐待する。さらには送られた修道院の寄宿学校は、劣悪な環境であった。しかし彼女はそこで、尊敬出来る先生と親友に出会う事で、教養をつけ自己を確立していく。やがて家庭教師となった彼女は、ロチェスターと巡り会う。苦労ばかりの彼女の人生に、やっと光がさすのかと思えた所に、何やら不穏な空気が流れて来る。作者は貧しい人は教養が無く人間としても劣っている、と思っているのだろうか。彼女もロチェスターも、容姿が醜い設定の意味に、何か在るのだろうか。

  • molysk さん

    幼くして両親に先立たれたジェイン・エアは、伯母に引き取られて冷たい仕打ちを受けるも、寄宿学校で信頼できる人々と出会い、心と見識を高めていく。家庭教師の職を得て訪れた館で、主であるロチェスターと運命の出会いを果たす。ロチェスターへの親愛の情を深めていくジェイン。一方、その周囲には、ロチェスターに近づく美しい令嬢や、館に秘せられた人物の影が――。容姿に決して恵まれたわけではなく、時に激しい感情をあらわにするジェインは、ビクトリア時代の規範であった男性に従属する女性像とは異なり、新しい女性像の息吹を感じさせる。

  • aika さん

    あまりの面白さに夢中になって読み耽りました。両親を亡くし、預けられた伯母と従兄弟たちに虐げられる少女ジェイン。その後の辛い養育院の寄宿生活の中でも、徹底的に努力をする聡明でたくましいジェインに心を掴まれます。そこで育まれた友人ヘレンとの友情は、この物語の中で初めて心安らぐ場面でした。やがて家庭教師の職を得て、自分の力を頼みに生きる彼女が、心に秘める館主のロチェスターへの恋心と逡巡には胸いっぱいになります。ロチェスターの過去や館で起こる謎めいた奇怪な出来事などのミステリー要素もあって、続きが楽しみです。

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