シャーリー・パレントー

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平和への願いアメリカ編 青い目の人形物語

シャーリー・パレントー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784265860197
ISBN 10 : 4265860192
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

青い目の人形に思いを託した少女の物語。

1927年、日米関係の悪化を心配したアメリカ人宣教師の呼びかけで、全米から約13,000体の人形が
日米友好の親善使節として日本へ送られました。
その史実を基にしたフィクションです。

人形エミリー・グレイスと共に送られる「手紙」を、学校で一番うまく書けた生徒は、サンフランシスコで行われる壮行会に
参加できると聞き、11歳のレキシーはなんとしても自分が、と決意します。
サンフランシスコには、離れて暮らすレキシーの最愛の母が住んでいたからでした。

人形を巡る、ひとりの少女の心の軌跡の物語。

【シャーリー・パレントー・作】
作家。
絵本と児童文学の分野で活躍しており、『おすわりくまちゃん』など「くまちゃん」シリーズ(岩崎書店)は、
日本でもすでに多くの読者に愛されている。
「今回の物語は、孫娘が日本でひな祭りを経験したことから生まれました。ネットでひな祭りのことをあれこれ調べていくうちに、
日米での親善人形交換の実話を知り、この事業について、参加した女の子の目で書きたいと、即座に思ったんです」と語る。

【河野万里子・訳】
翻訳家。上智大学外国語学部卒業。
主な訳書に、ドナ・ウィリアムズ『自閉症だったわたしへ』、サン=テグジュペリ『星の王子さま』、ボーム『オズの魔法使い』
(以上、新潮社)、ルイス・セプルベダ『カモメに飛ぶことを教えた猫』、E・キュリー『キュリー夫人伝』(以上、白水社)、
絵本翻訳に『だいすきっていいたくて』(ほるぷ出版)のシリーズなど。
「主人公の勇気とやさしさ、友だちとの友情、祖父母のきびしくも深い愛――この物語を英語で初めて読んだとき、
私は二度も泣きました。子どもだけでなく、おとなのみなさんにも、ぜひおすすめしたい一冊です」と語る。

【著者紹介】
シャーリー・パレントー : 作家。絵本と児童文学の分野で活躍しており、カリフォルニア州エルクグローブで、夫とともに暮らしている

河野万里子 : 翻訳家。上智大学外国語学部卒業。東京都杉並区で、夫と息子とともに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はる

    1926年のアメリカ。友好のために日本に送られることになった青い目の人形。その手紙のコンテストに選ばれれば、別れて暮らす母親に会えるかも知れない……。11歳の少女の繊細な物語。初めは自分の事ばかりで幼さを感じてしまう主人公ですが、次第に成長して相手の事も思いやれるようになっていく姿が素敵です。様々な想いに揺れ、厭なクラスメイトにも悩まされますが、ラストは児童文学らしい、温かく爽やかなものでした。一緒に暮らすお祖母さんと少女のやりとりが、愛情に溢れてるなあ。

  • ぶんこ

    アメリカから日本へと贈られた「友情のお人形」が、ポートランドからサンフランシスコで船にのって日本へと送られるまでが描かれていました。アメリカの小学校でも、お人形を巡って生徒どうしのはりあう諍いがありました。父を交通事故で亡くし、母の再婚で父方の祖父母に引き取られた11歳のレキシーが、母を思う気持ちが切なくて、それに対する母の無責任な明るさと、それに気づきながらも母を愛する娘。そんな孫を大切に育てる厳しくも責任感のある祖父母。一体の人形にまつわる女の子の一冬の貴重な日々。素晴らしかったです。

  • 頼ちゃん

    面白かった。レキシーと一緒にハラハラドキドキ、怒ったり、泣いたりしてしまった。ジャックが素敵。おばあちゃんも。

  • 本の妖精

    レキシーの思うこと、自分に少し考え方が似ていて、すぐに読んでしまった。エミリー・グレースの洋服を作るという課題を出す先生も優しいな💓ジャックとの関係もなんだか素敵✨日本編を読むのが楽しみ!

  • ばしちゃん

    泣けた。子どもの社会も色々あってそれぞれ大変なんだけど、そこに絡んでくる大人、もちろん身内含め先生とか同級生の身内とか、の影響ってすさまじい。それとどう戦って受け入れていくのか、これが成長ってことだったんですね。

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