Product Details
ISBN 10 : 4265860192
Content Description
青い目の人形に思いを託した少女の物語。
1927年、日米関係の悪化を心配したアメリカ人宣教師の呼びかけで、全米から約13,000体の人形が
日米友好の親善使節として日本へ送られました。
その史実を基にしたフィクションです。
人形エミリー・グレイスと共に送られる「手紙」を、学校で一番うまく書けた生徒は、サンフランシスコで行われる壮行会に
参加できると聞き、11歳のレキシーはなんとしても自分が、と決意します。
サンフランシスコには、離れて暮らすレキシーの最愛の母が住んでいたからでした。
人形を巡る、ひとりの少女の心の軌跡の物語。
【シャーリー・パレントー・作】
作家。
絵本と児童文学の分野で活躍しており、『おすわりくまちゃん』など「くまちゃん」シリーズ(岩崎書店)は、
日本でもすでに多くの読者に愛されている。
「今回の物語は、孫娘が日本でひな祭りを経験したことから生まれました。ネットでひな祭りのことをあれこれ調べていくうちに、
日米での親善人形交換の実話を知り、この事業について、参加した女の子の目で書きたいと、即座に思ったんです」と語る。
【河野万里子・訳】
翻訳家。上智大学外国語学部卒業。
主な訳書に、ドナ・ウィリアムズ『自閉症だったわたしへ』、サン=テグジュペリ『星の王子さま』、ボーム『オズの魔法使い』
(以上、新潮社)、ルイス・セプルベダ『カモメに飛ぶことを教えた猫』、E・キュリー『キュリー夫人伝』(以上、白水社)、
絵本翻訳に『だいすきっていいたくて』(ほるぷ出版)のシリーズなど。
「主人公の勇気とやさしさ、友だちとの友情、祖父母のきびしくも深い愛――この物語を英語で初めて読んだとき、
私は二度も泣きました。子どもだけでなく、おとなのみなさんにも、ぜひおすすめしたい一冊です」と語る。
【著者紹介】
シャーリー・パレントー : 作家。絵本と児童文学の分野で活躍しており、カリフォルニア州エルクグローブで、夫とともに暮らしている
河野万里子 : 翻訳家。上智大学外国語学部卒業。東京都杉並区で、夫と息子とともに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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はる
読了日:2022/05/17
ぶんこ
読了日:2022/07/03
頼ちゃん
読了日:2022/02/13
本の妖精
読了日:2023/02/07
ばしちゃん
読了日:2016/09/08
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