秘密の宝物 ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊

恋人サムに浮気を疑われ、嫌われたと思い込んだリビーは、妊娠の事実を告げないまま彼の前から姿を消した。だが移住先で息子サミーを産み、人生を再スタートさせた８年後、悲劇が―リビーは自動車事故で意識不明の重体に陥ってしまったのだ。母を案じたサミーは、まだ見ぬ名前も知らない父親に助けを求めることを思いつき…。（『小さな約束』）。事業に成功し富豪となったジェイクは、ある日、病院から思いがけない連絡を受けた。元恋人タリアが事故に遭い、緊急連絡先に彼の名前があったという―４年前、突然黙って消えたタリア。病院に駆けつけ救急救命室に通されたとき、ジェイクは言葉を失った。タリアは記憶をなくしたうえに、なんと幼い息子を連れていたのだ。（『愛を思い出して』）。名門ダンティ家のパーティで、間違って入った書斎でゴージャスな御曹司ガブリエルとでくわしたベラ。彼の誘いを拒めずベッドをともにするが、その後彼からの連絡はなかった。５年後、ベラはガブリエルと再会を果たす。ベラの傍らに立つ幼子を目にした彼は…。（『過ちと呼ばないで』）

【著者紹介】
キャロル・モーティマー : １９７８年のデビュー以来、数多くの作品を生み続け、２０１５年にはアメリカロマンス作家協会から功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）