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モノと権威の東アジア交流史 鑑真から清盛まで

Charlotte von Verschuer

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585320227
ISBN 10 : 4585320229
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代東アジアにおいて、対外交易はごく限られた機会のものであったが、それだけに一層、各国の政治や文化の形成に大きなインパクトを与えてきた。特に日本においては、中国や朝鮮半島から伝わる最新の情報やモノは、権威の象徴としても重要な位置を占めるものであった。「モノ」「ヒト」「情報」など諸種の要素を仔細に検討することで、政治・経済・文化にわたる重層的な「対外交易」の実態と歴史的意義を照射。物質文化史・対外関係史・農業史・比較史など多角的な視点を駆使し、従来の歴史理解へ新たな観点を提示してきた著者による、長編の書き下ろしを含む最新論集。

目次 : 第1章 九世紀日本の情報輸入体制/ 第2章 帰国後の遣唐使の待遇について/ 第3章 唐・宋における日本蓬莱観と水銀輸入について/ 第4章 水銀と虎の皮―日渤関係における特産品/ 第5章 鑑真と香薬/ 第6章 遣唐使と大安寺/ 第7章 平安時代と唐物/ 第8章 平清盛と唐船/ 第9章 平氏政権の貿易体制/ 補論1 地中海文明と古代ペルシャ、そして日本の唐物/ 補論2 仏教東流とキリスト教の西流―東シナ海と地中海の比較

【著者紹介】
シャルロッテ・フォン・ヴェアシュア : フランス・高等研究院歴史学部教授。専門は日本古代・中世の国際関係と物質文化の歴史。日本の経済史を対外貿易と国内生活の二面から研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • akuragitatata

    普通に面白かった。が、少し物足りなかった。物質に即して考えていく考え方は美術史や考古学なんかとの協同もできそうに思うけど、実物がないと難しいよなあ。

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