シシリー・ヴェロニカ・ウェッジウッド

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ドイツ三十年戦争

シシリー・ヴェロニカ・ウェッジウッド

User Review :5.0
(2)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784887083172
ISBN 10 : 4887083173
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 ドイツとヨーロッパ一六一八年/ 第2章 ボヘミアのための王一六一七‐一九年/ 第3章 スペイン、警鐘を鳴らし、ドイツは警報を発す一六一九‐二一年/ 第4章 皇帝フェルディナントと選帝侯マクシミリアン一六二一‐二五年/ 第5章 バルト海に向けて一六二五‐二八年/ 第6章 デッドロック一六二八‐三〇年/ 第7章 スウェーデン王一六三〇‐三二年/ 第8章 リュッツェンからネルトリンゲンへ、そして、その後一六三二‐三五年/ 第9章 ラインのための闘い一六三五‐三九年/ 第10章 スペインの崩壊一六三九‐四三年/ 第11章 平和に向かって一六四三‐四八年/ 第12章 平和、そして、その後

【著者紹介】
瀬原義生 : 1927年鳥取県米子市に生まれる。1951年京都大学文学部史学科西洋史専攻卒業。1956年京都大学大学院(旧制)修了。現在、立命館大学名誉教授、元橘女子大学教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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なかなかない大著、名著なんだけど、再販さ...

投稿日:2021/06/16 (水)

なかなかない大著、名著なんだけど、再販される日は来るんだろうか……。日本語ではあまりお目に掛かれない三十年戦争の通史。各国間の関係、政治力学、当時の社会の状況などが良くわかる。両軍の主役級の名将、グスタフ・アドルフとバレンシュタインが退場してからも延々と話が続くのが凄い。劉備と曹操がいなくなってからも延々と続く三国志にちょっと似てる(リシュリューは孔明というより司馬懿っぽいけど)。

kam さん | 大阪府 | 不明

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 名高い三十年戦争について日本語で読める...

投稿日:2021/03/01 (月)

 名高い三十年戦争について日本語で読めるものとしては、エンゲルスのものなどはそれなりに概略をつかめるが、唯物史観の視点から書かれているので、決して不正確な叙述ではないが、ある程度の留意が必要だ。この本は邦訳があるものの中では最も詳しい三十年戦争の著作であり、訳者の瀬原義生氏もドイツ中世史の泰斗だった方なので安心して読める。

トロ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • toiwata

    ドイツの一世代を食い潰した戦争の帰結。国内勢力、諸外国の当事者が事態を統御できず戦い続けるしかなくなる、その有様が簡潔な筆致で叙述される。初版は1938年、著者28歳の作。刊行の翌年にポーランドは侵攻され、7年後にはベルリンが陥落することを知っている現在の読者は何か予見的なものを見てしまう。

  • 俊太郎

    名著。主要な人物各々の性格や傾向を紹介し、「彼が何を志向し、どうしてこのような結果を生んだか」「他者に対してどう振舞ったか」という点を非常にわかりやすく書いている。人物描写も非常に巧みで、ザクセン選帝侯やバイエルン大公、ブランデンブルグ選帝侯など馴染みの薄い人物もキャラクターとしてしっかり記憶に引っかかってくれる。歴史書かくあるべし。

  • 衛府蘭宮

    何度読んでも新たな発見がある古典的名著。宗教紛争と帝国国制紛争に国際紛争が混ざり合い、やがて単なる国際紛争に収斂していく様が、各アクター(君侯、政治家、軍人etc)の魅力的な描写とともに生き生きと描かれている。原作が出されたのは1930年代であって言うならば古い研究であり、また分厚いとはいえ三十年戦争の膨大な数の論点をカバーし尽くすということは不可能であるので、本書を読んで能事畢れりとはならないものの、三十年戦争の魅力とアウトラインを知るための貴重で素晴らしい邦語文献であることは間違いない。

  • あああああ

    めっちゃ面白かったwwwあと女性著者だからなのかな?やたらと女の子の評価が高かったww

  • 四号戦車

    名前被りが非常に多い時代だけど、きちんとかき分けてくれています。 フリードリヒで3人出ますが、間違えることはありませんでした。 ボヘミア国王になって即撃破されたフリードリヒ その息子のフリードリヒ 大選帝侯フリードリヒ

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