シェーンベルク(1874-1951)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集 アーロン四重奏団

シェーンベルク(1874-1951)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PRCD90572
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

初期の傑作を含むシェーンベルク弦楽四重奏曲全集!
墺Preiserの新録音はアーロン四重奏団による快演!

シェーンベルクは番号付きの弦楽四重奏曲を4曲残していおり、1905年から1936年まで、彼が後期ロマン派から合衆国に亡命して独自の作風を完成させるまでの変貌を如実にみてとることができます。
 さらに、このアルバムには、加えて1890年代後半に書かれた若書きの3曲も含まれているのですが、これがまさに知られざる名曲! 弦楽四重奏曲ニ長調はドヴォルザークの影響が顕著で、ウィーン情緒もたっぷりの実に美しい音楽となっています。

 シューベルトの「ロザムンデ」と「死と乙女」(PRCD90549)で、21世紀の新しいウィーンの弦楽四重奏団の姿を見せてくれたアーロン四重奏団、ここでも様々なスタイルの作品をそれぞれ見事に弾ききっており、充実した手ごたえを感じさせてくれるのが嬉しいところです。


シェーンベルク:弦楽四重奏曲全集
■弦楽四重奏曲第1番ニ短調op.7
■弦楽四重奏曲第2番嬰ヘ短調op.10
■弦楽四重奏曲第3番op.30
■弦楽四重奏曲第4番op.37
■弦楽四重奏曲ニ長調
■弦楽四重奏のためのプレスト
■弦楽四重奏のためのスケルツォ

アーロン四重奏団
 第1ヴァイオリン:ルートヴィヒ・ミュラー[1964- ]
 第2ヴァイオリン:バルナ・コボリ[1965- ]
 ヴィオラ:ゲオルク・ハーマン[1960- ]
 チェロ:クリストフ・パンティヨン[1965- ]

メゾ・ソプラノ:アンナ・マリア・パンマー(第2番)

録音:2002年12月〜2003年9月、ウィーン

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Presto for String Quartet in C major
  • 02. Scherzo for String Quartet in F major
  • 03. Quartet for Strings in D major
  • 04. Quartet for Strings in D major
  • 05. Quartet for Strings in D major
  • 06. Quartet for Strings in D major
  • 07. Quartet for Strings in D major

ディスク   2

  • 01. Quartet for Strings no 1 in D minor, Op. 7
  • 02. Quartet for Strings no 1 in D minor, Op. 7
  • 03. Quartet for Strings no 1 in D minor, Op. 7
  • 04. Quartet for Strings no 1 in D minor, Op. 7
  • 05. Quartet for Strings no 2 in F sharp minor, Op. 10
  • 06. Quartet for Strings no 2 in F sharp minor, Op. 10
  • 07. Quartet for Strings no 2 in F sharp minor, Op. 10
  • 08. Quartet for Strings no 2 in F sharp minor, Op. 10

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ウィーンにはウィーン独特の音の出し方があ...

投稿日:2010/08/04 (水)

ウィーンにはウィーン独特の音の出し方があるが、あの独特の音の出し方には、当初、音楽的な理由があったのだ(うーん、クラシック市場の現状を見渡すと、説得力がない発言ですね(笑))。アーロンQは、今のところ、その音を音楽的に使いこなしているほとんど唯一の団体です。シェーンベルグは新ウィーン楽派と紹介されるけど、普通の団体で聴いていると「どこがウィーンやねん」と突っ込みを入れたくなるのだが、ところが、これが「ウィーンの音」と記憶されている傾向の音で処理されると、シェーンベルグから特異的で妖しく、甘美で退廃的なニュアンスが引き出されてくるから驚く。ラサールQなど現代音楽を得意とする団体ではこのような音楽を聴くことはできない(当然他の団体でも無理)。これは、例えばカルミナQの、圧倒的な表現力で描き尽くされた、うねるようなドラマを突きつけられるようなシェーンベルグとは違った魅力を持つシェーンベルグ。このような演奏をする若い団体にもっと注目が集まるべきだと考えるのだが。「ウィーンの香りと雰囲気を表現する団体」と紹介されると「実力もないくせに、宣伝費だけ使って無知の素人に付け込む上っ面だけの3流の団体か」と思われる人も多いと思うが(事実そんなのばかりだし、過去にそのような地雷を踏んでしまい後悔した人達にとって、それは仕方がないことだが)、このアーロンQに関してはそのようなことは全く無い(現時点では)。理想的な意味でウィーンの音という素材を使いこなしている。本当に素晴らしい団体だし、シェーンベルグのSQが好きな人は是非聴いてみるべきだと思う。

ひのき饅頭 さん | 愛媛県 | 不明

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ヴィーンでアルバン・ベルク四重奏団の後継...

投稿日:2004/04/23 (金)

ヴィーンでアルバン・ベルク四重奏団の後継者的な団体らしい。ベルク四重奏団のシェーンベルク録音がないだけに(20年くらい前にサイン会で頼んだのに)、期待大だったが、期待を遥かに上回る。もうすっかり古典的なレパートリーのように、また、まるで交響曲のような立体感でもって、シェーンベルクの天才が開示される。プレストとスケルツォは多分初録音だが、コレクターズ・アイテム的な危うさはみじんもない。

かばくん さん | とちぎ | 不明

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