世界の調律 サウンドスケープとはなにか 平凡社ライブラリー

シェーファー(1933-)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582765755
ISBN 10 : 4582765750
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
追加情報
:
569p;16

内容詳細

神話時代から現代に至るサウンドスケープ(音の風景)の歴史から、〈サウンドスケープ・デザイン〉のための分析や実践の問題までを射程に収め、創造的な「音の思想」として集大成。作曲家シェーファーの代表作。

【著者紹介】
R.マリー シェーファー : 1933年カナダのオンタリオ州に生まれる。トロント王立音楽院で作曲を学ぶ。65年ヴァンクーヴァーのサイモン・フレーザー大学で世界サウンドスケープ・プロジェクトを設立。世界各地で音環境の調査研究を行なう。75年以降は、主としてオンタリオ州で作曲活動に従事

鳥越けい子 : 1955年生まれ。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。大阪芸術大学博士(芸術文化学)。聖心女子大学教授。専門は音楽学、音をテーマにした環境美学、環境デザイン

小川博司 : 1952年生まれ。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。関西大学社会学部教授。専門はメディア文化論、音楽社会学

庄野泰子 : 1956年生まれ。東京学藝大学大学院修了。音環境デザイナー。ar+d Award最優秀賞など国内外の建築・デザイン関係の賞を受賞

田中直子 : 1959年生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。環境音楽、サウンドスケープ、日本の音文化の研究に従事。大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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20歳、30歳も年齢の離れた音楽ファンとどの...

投稿日:2008/10/19 (日)

20歳、30歳も年齢の離れた音楽ファンとどのように音楽を論じ合うか、私たちは押し付けや反発を超えてどう音楽体験を深め合う事が可能になるのか、これからの音楽論の基礎的文献かもしれない。現在日本では、とうとう若手ミュージシャンが、かなり狭い世界のトリビアルな音楽の思い出をカバーしあって喜んでる事態に。どう見ても危機的状況なこの事態の、グリッドに誘導された由来と、これからの出口の可能性を本書は示すかも。特に、第5、6章に示される、現代の産業革命と電子革命での、経済社会の進展が、いかに現代人の聴覚を歪めてるかが、生理としても音響としても、客観的でオリジナルだと思う。

たんぽぽ茶 さん | 千葉 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • isao_key さん

    訳者解説に、世界に満ちている様々な音を、従来「音楽」か「騒音」で分けていたが、私たちの音の世界はそれらの枠組みよりも遥にダイナミックである。シェーファーは、従来の「音楽」や「騒音」によっては捉えることのできない音をすくい上げる包括的な枠組みとして<サウンド・スケープ>という考え方を提示しているとある。本書は音の歴史から自然の音、空、動植物、工具、機械、人工の音等を例示し、それぞれの事象を詳細に調べたユニークな書である。カリフォルニア州には館内にロックが流れ、壁に「沈黙禁止」と表示がある図書館があるという。

  • あやぴ さん

    イヤークリーニングは日常的にも必要と思う。とにかく日々の生活音はそれなりに大きい。あたしは、あのジェットタオルなる風で手の水を飛ばす装置の音が身体にあわないん。アカデミックだけどなんか良かった

  • ありさと さん

    音楽におけるエコロジーというものがどうもピンときていなかったのだけど、これ読んでああこういう方向性かと。音環境の認識と構築について。音の散歩とかは単純に楽しいかなと思う。

  • HiRaNo さん

    生きるのが幾段楽しくなる

  • ふたば さん

    耳を澄まして音に思いをはせることで、各時代の環境や生活様式の変化、科学の発達、人々の意識などが見え/聞こえてくる、ということを気付かせてくれた。前半の神話時代から現代にいたるまでのサウンドスケープ(音の風景)の歴史は非常に面白かったし、それ以降のサウンドスケープデザインに向かうための様々な分析も興味深く、勉強になった。それにしても、レファレンスが豊富ですごい。著者やその学生・仲間が実際に調査・収集したデータはもちろん、古代から現代までの様々な文学作品が〈耳の証人〉としてあげられている。面白かった。

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