Books

これやこの サンキュータツオ随筆集 角川文庫

サンキュータツオ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044007782
ISBN 10 : 4044007780
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

「記憶を語り継ぐことだけが、師匠たちを死なせない唯一の方法だ」。喜多八、左談次の最期の日々を描いた表題作、小学生の頃に亡くした父を綴る「シーチキン球場」、京都アニメーションの事件で受けた衝撃と絶望、再生を描く「鈍色の夏」ほか。幼少時から現在までの「別れ」をテーマに綴るエッセイ20篇を収録。記憶と心に奥深く踏み込み、向き合い、真摯な言葉で想いを紡ぐ。「学問×エンタメ」を書いてきた著者の圧倒的新境地!

【著者紹介】
サンキュータツオ : 1976年東京生まれ。漫才師「米粒写経」、東北芸術工科大学専任講師。早稲田大学第一文学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科日本語日本文化専攻博士後期課程修了。文学修士。日本初の学者芸人。ラジオのレギュラー出演のほか、雑誌連載も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 乃木ひかり

    米粒写経さんのファンであることをぬきにしても個人的には今年ナンバーワンブックである。表題作は落語家2人についてのエッセイだが、知らない人が読んでも胸に来るものがあるのではないだろうか。少なくとも私はそうだった。別れがテーマであるのだが、あとがきでもあるようにあなたはどう生きるのか?という問いにも繋がっていくようで自分はしっかり生きているのか、はたまた生き延びているだけなのか考えさせられる。

  • いづむ

    父を亡くして間もないこともあり、読むのは先延ばしにしようかと思っていたのに読み始めたら止まらなくなってしまった。肉親との別れだけではない。誰かの死に打ちのめされその人との時間を思い悼みながら、自分は自分の人生を続けなければならないことの重さに押しつぶされそうな思いにもなる。でも永遠の別れでその人の記憶が消えるわけじゃない。それを恵みとして自分の中で長い時間静かに大切にしたい。R.I.Pなんて略語で人の死と人生に言及したくない。とりとめのない思いがかけめぐります。

  • you

    こんな濃密な人間関係が築けていることが羨ましい。

  • 鈴木 千春

    図書館本。 ごめんなさい、表題作は業界事情のようで飛ばしました。 次はどうかな。 「別れ」のエッセイ20篇。 途中、著者は、世に有名人的な事書かれていたけど、生憎、私は、作者初見! 学生時代からの別れは、『ふむふむあったかも〜』で、読み進めた。 なるほど、私自身にもあった、別れのシーン、思い。 なんだか、あなたも書いてみたら! って言われたような作品。 マァ、誰にもあるよねー

  • to-monica

    漫才師で日本語学者の著者が「別れ」をテーマに綴るエッセイ。表題作をたまたま渋谷らくご開演前のユーロスペースで読めたのは、ちょっとできすぎた偶然でドキドキ(予備知識なしでした)。あの空間だからこその空気感、「無事に終えたいが終わってほしくない」はわかる気がします。推しは推せるうちに推すこと、語り継ぐことが大事。笑い屋シゲフジ君の頭角の現し方は強烈。テーマがテーマだけにどの作品も切ないけれど、たまらなく愛おしい。推しキャラ決められないくらいでした。繰り返し噛み締めて読みたいなあ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items