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世界最高の辞典と無名の編纂者たち

サラ・オギルヴィ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152104601
ISBN 10 : 4152104600
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

20世紀にイギリスが威信をかけて編み上げた、世界最高峰の辞典「オックスフォード英語大辞典」。しかし実際に語彙を集めたのはひと握りのエリートではなく、無名の市民たちだった。辞書編纂者の著者が未公開の記録を掘り起こし、その知られざる歴史を明かす。

【著者紹介】
サラ・オーグルヴィ : 言語学者、辞書編纂者。オーストラリア出身。オックスフォード大学言語学・文献学・音声学部教授、同大学キャンピオン・ホール上級研究員。コンピューターサイエンスと数学を学んだ後、オックスフォード大学で言語学の博士号を取得。『オックスフォード英語大辞典』(OED)の編纂に携わったのち、オックスフォード大学で言語、辞書、テクノロジーに関する講義を行っている。辞書編纂者としては、オーストラリアのオックスフォード辞典編集部で編集長も務めた。またテクノロジー分野では、シリコンバレーのAmazonの研究開発部門「Lab126」に勤務し、Kindleの開発に携わった

塩原通緒 : 翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くさてる

    19世紀、オクスフォード英語大辞典を作るために、ボランティアで語句の用例を収集した3000人もの市民がいた。考古学者から精神病院の患者、発明家、アウトサイダー、タイピスト、やりがいを求めた教養ある女性たち……編集主幹の残した住所録からかれらの実像を掘り起こし、当時の「英語」の姿、文化について追及したノンフィクション。途方もないプロジェクトがどれだけの人々の情熱に支えられているかを実感する内容で読み応えありました。

  • 清水勇

    オックスフォード英語辞典(略称:OED、初版は1858年から70年掛る。全20巻、全項目:61万超、用例:240万超)編纂物語。14年間OED改定の編纂に従事した著者が、36年間編纂主幹として多くの女性含む世界中の一般人の協力や貢献を得たマリー氏の3冊の住所録から3000人の生涯を調べ上げ、その方々をアルファベット26文字が頭文字の単語に類別して、如何にOEDが英語の世界中での使われ方や語源等を網羅しているかを示してくれた。150年前の辞典作りにのめり込んだ人達の種々の想いが手に取るように分かる良書。

  • skr-shower

    時間切れで拾い読み。辞書は専門の人が必死に言葉を集めているイメージだった。しかし、人を集めて用例採取すれば色々な分野が集められのだと納得。メモを残して書き留めていた人もすごいの一言に尽きますが。

  • 優さん@はいカード

    オックスフォード英語大辞典(OED)は、一編集部員だけでなく、現在のWikipediaのように世界中の有志が参加して作られた(依頼を受けほぼ無償で用例収集をし編纂者が餞別) 著者は、編纂者マリーの資料から約三千人の有志を調査し、その経緯や人生を語っている。 学者や出版人などは少なく、普通の市民も多い。ただその中でも、探検家・犯罪者・ポルノマニアなど人生は様々。また時代背景的に当時は表に出れなかった女性の活躍があった点も見逃せない。 各章はA〜Z(の頭文字職業などがテーマ)でそれだけでも多彩さを感じる。良書

  • macky

    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

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