サミュエル・ベケット

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新訳ベケット戯曲全集 実験演劇集 2 ハッピーデイズ

サミュエル・ベケット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560093320
ISBN 10 : 4560093326
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
381p;19

内容詳細

「しあわせな日々」の新訳をはじめ、「クラップの最後の録音」「わたしじゃないし」など17作品を収録。本邦初訳の作品もふくむ、日本オリジナルの完全版!

【著者紹介】
サミュエル・ベケット : 1906‐1989。アイルランド出身の劇作家・小説家。1927年、ダブリンのトリニティ・カレッジを首席で卒業。28年にパリ高等師範学校に英語講師として赴任。ダブリンやロンドンでの生活を経て、37年の終わりにパリに移住。ナチス占領下には、英国特殊作戦執行部の一員としてレジスタンス運動に参加。『モロイ』『マロウンは死ぬ』『名づけえぬもの』の小説三部作を手がけるかたわら、52年には『ゴドーを待ちながら』を刊行(53年に初演)。ヌーヴォー・ロマンの先駆者、アンチ・テアトルの旗手として活躍し、69年にノーベル文学賞を受賞。ポストモダンな孤独とブラックユーモアを追究しつづけ、70年代にはポール・オースターとも交流。晩年まで、ミニマル・ミュージックさながらの書法で、ラジオ・テレビドラマなど数多く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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新訳ベケット戯曲全集。前の全集から時間が...

投稿日:2021/04/17 (土)

新訳ベケット戯曲全集。前の全集から時間が経っているし、初収録含めて新訳となって発売されるのはとても嬉しい。 ただ第2巻が発売されてから続巻の情報がなく、果たして完結されるのか不安が残る(2巻の発売までもかなり時間がかかった)。是非完結させてほしい。

カーク さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hiro さん

    「ハッピーデイズ」は旧訳「しあわせな日々」安堂信也、高橋康也、訳 の岡室美奈子の新訳。「プレイ」も旧訳「芝居」の新訳。タイトル以外は新旧訳は殆ど変わらず1952年パリ初演の「ゴドーを待ちながら」を見た安堂信也の1956年訳がいかに良かったか・・・しかしこの本は"実験演劇集 "とサブタイトルにあるように、不条理演劇のベケットと一般的に言われているが、ベケットが試みた様々な実験を紹介することが主眼のようでその実験精神に驚いた。それは、現代演劇のみならずラジオドラマ、映画、その他全てのメディアに及んでいて・・・

  • 白いハエ さん

    Youtubeで映像にあたりながら読む。ベケットを初めて知ったのは『Not I』の鮮烈過ぎる映像を見た時だった。暗がりにぽっかり浮かんだ、喋りまくる口。「She!」と怒鳴りつける暗い口腔。意味不明に思えた。しかし、主体性を引き剥がしつつ、舞台上に演出されたイメージを経由して、大きな環を描いてわたしに戻ってくる過程は、どんなに索漠とした虚無に佇む間にも、脳裏で沸き続けているものではないかと思う。戯曲で読むには密度が濃すぎる。はち切れんばかりの恣意が漲り、機械のような語りが乗り移ってくる。

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サミュエル・ベケット

1906‐1989。アイルランド出身の小説家・劇作家。1927年、ダブリン・トリニティ・カレッジを首席で卒業。28年、パリ高等師範学校に英語教師として赴任し、ジェイムズ・ジョイスと知り合う。30年、トリニティ・カレッジの講師職を得てアイルランドに戻るも翌年末に職を離れ、その後パリに舞い戻る。33年末

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