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スペリングの英語史 ハヤカワ・ノンフィクション

サイモン・ホロビン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152097040
ISBN 10 : 4152097043
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

マイケルはどうしてわざわざ「Michael」と綴るのか。同じナイトなのに「night」と「knight」を書き分けるのはなぜ?…私たち日本人ばかりかネイティブをも悩ませる、一見わけもなくイレギュラーな英語のスペリングにもれっきとした理由があった。中世以降の英語の歴史がたどった紆余曲折や理想的なスペリングを追求する試みなどがからみあって、現代英語に影響しているのだ。知ったらひとに吹聴したくなるうんちく満載、英語学習のもやもやが一挙に氷解する、オックスフォード大学英語学教授による名解説。

目次 : 1 序章/ 2 種々の書記体系/ 3 起源/ 4 侵略と改正/ 5 ルネサンスと改革/ 6 スペリングの固定化/ 7 アメリカ式スペリング/ 8 スペリングの現在と未来

【著者紹介】
サイモン・ホロビン : オックスフォード大学モードリン・カレッジ・フェロー(英語学教授)。専門は英語史、中世英語英文学

堀田隆一 : 慶應義塾大学文学部教授(英米文学専攻)。グラスゴー大学英語学研究科博士課程修了(Ph.D.取得)。専門は英語史、歴史言語学。著書にThe Development of the Nominal Plural Forms in Early Middle English(2010年日本中世英語英文学会松浪奨励賞(佳作)受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サアベドラ

    歴史から探る英語のスペリング。著者はオックスフォードの英語学者。訳者は慶大教授。英語表記の歴史を紐解きながら、いかに英語が非常に複雑な綴り字体系を持つに至ったかを解説。結構高度なことが書いてある一方、平易で訳も悪くないので素人でも読める。曰く、英語のスペルは時代時代で拡張を繰り返し続けた大聖堂のようなもの。部外者(学習者)からすれば煩雑で迷惑この上ないが、所有者は愛着をもっているので安易に変えてくれなんて言ってはいけない。だって嫌でしょう?外国人に「漢字なんて不便なんだからなくしてYO」なんて言われたら。

  • 春風

    toughとthoughとghost、なんで同じghなのに発音違うの?とかbelieveとreceive、なんでieとeiなの、とか、誰もが悩まされる英語のスペリングの理不尽さの理由を、英語1500年の歴史と、そしてほぼ常に敗北し続けてきたスペリング改革者たちの奮闘を辿って説明してくれる。まあ増築に増築を重ねてこうなってしまったのは分かるんだけど、もうちょっとなんとかならなかったのか英語よ。

  • mft

    英語のスペリングが理解しにくい今のようなものになった歴史と、失敗続きの改革の試みと。基本的に、現状を受け入れる以外の道はないというところに落ち着く。日本語の正書法について訳者があとがきで寝言を並べているが、変体仮名の追放とか新仮名への切り替えとかの改革が成功裏に行われた事実を過小評価しすぎではないだろうか

  • こたろう

    ヒエログリフから現代英語までのスペリング変化について、地道な調査に基づき書かれた本。英語を勉強された方なら、みんな思うこととして、なぜ発音しないのにgh, v, l, k...etcは存在しているんだろうか? そんな疑問を持ったことがある人には是非読んでもらいたい。historyをhis+storyだから!などと無学を晒すようなことを主張しているフェミニストを鼻で笑う知識が付きます。英単語はそんな単純なもんじゃない(笑) 英単語の本だけれども、ヒエログリフから始まるところも面白い始まり方。

  • χ

    英語のわかりにくいスペルの歴史。理由がわかると覚えやすい。とはいえ英語学習には雑多すぎて向かないと思う。1ページに文字がぎっしりで表も少なく網羅的。好奇心重視。予測変換やコピペで正確な綴りを知らなくてもどうにかなっていくだろうし簡単にしていく必要性は少ない。無駄と思える字にも歴史があり奥の深い法則性がある

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