Product Details
ISBN 10 : 4753312054
Content Description
本書は青年期のデプレッションに関して精神分析が有効な介入であるということを実証したマニュアルです。28回という回数制限以外には従来の精神分析的心理療法と異なる設定ではなく、大きく技法の修正を求めるものではありません。さらに、本書には青年期の特有の精神分析的介入も記載され、私たちの臨床活動にも大きく役立つものだと思います。精神分析がもう一度、患者の治療にどれだけ役立つかを原点に立って問い直しているものとして読まれることを期待しています。
目次 : 第1章 青年期のデプレッションに関する精神分析的見解/ 第2章 子どもの精神分析的心理療法:原理とエビデンス/ 第3章 青年のデプレッションへの短期精神分析的心理療法:枠組とプロセス/ 第4章 短期精神分析的心理療法における治療の各段階/ 第5章 親・養育者とのワーク/ 第6章 短期精神分析的心理療法のスーパーヴィジョン/ 第7章 臨床実践における短期精神分析的心理療法
【著者紹介】
サイモン・クレギーン : マンチェスター中部のNHS財団トラストおよびマンチェスターとサルフォードのCAMHS内の子ども・青年期のサイコセラピストの責任者です。また、リーズの子ども・青年期の心理療法の南部校では、博士訓練コースの臨床チューターを務めています。クレギーンの関心が高い領域は、親子のカップル、身寄りのない子どもたちと若者、養子縁組をした家族、そしてそのネットワークへの取り組みであり、多くの論文を執筆しています
キャロル・ヒューズ : すでに退職していますが、NHS内の子ども・青年期のサイコセラピストのコンサルタントや、社会養護のコンサルタントとして長い経験を積んでいました。ヒューズはロンドン、ケント、ケンブリッジにあるいくつかの教育機関や、CAMHS関連のクリニックで長年勤務していました。またIMPACTトライアルのSTPP運営グループ創設メンバーでもあります
ニック・ミッジリー : 英国心理療法財団/アンナ・フロイトセンターにおける子ども・青年期の心理療法の博士課程の責任者であり、UCLの臨床教育・メンタルヘルス学の研究部門における講師でもあります。ミッジリーは多数の書籍の編集、執筆に取り組んでおり、現在は、子どもたち、とくに里親の治療上のニーズに関連する多くの研究プロジェクトに携わっています
マリア・ロード : タヴィストック・クリニックと西ロンドン大学の子どもの心理療法講座の名誉教授です。現在、コミュニケーション障害も持つ幼児への早期介入プロジェクトに携わっています
マーガレット・ラスティン : 子ども、青年期、そして成人のサイコセラピストであり、英国精神分析協会の協会員です。ラスティンは1985年〜2007年のタヴィストック・クリニックにおける子どもの心理療法の責任者でした。またヨーロッパをはじめとする世界各地で教鞭を取っていました。子どもの心理療法について多くの書籍、論文を執筆。個人開業をしており、現在も多くの子どもの心理療法士のスーパーヴィジョンをしています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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