このCDはヨハン・シュトラウスファミリーとその周辺の作曲家からワルツやポルカのよく知られた作品を集めたもの。
演奏はウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団。
指揮者はアルフレッド・エシュヴェ、フランツ・バウアー=トイスル。
エシュヴェは同オケの指揮者と録音が幾つかあり、日本でもキングレコードから音源が出ていましたが本CDはそれとは別の音源。
演奏はポルカでは推進力とメリハリが効いていてよく、ワルツではテンポを自由自在に変化させて、本場ウィーンの響きを聴かせます。
バウアー=トイスルはフォルクスオーパーのオケとの録音が有名ですが、このCDでもオケを存分に鳴らしベテランらしい演奏を聴かせます。
メリーウィドウ・ワルツは中々に濃厚な演奏です。
このCD、大手飲料メーカーが制作したもので、原盤等は不明、さらに録音年もわかりません。
ただ聴いた感じ少し古い録音のようで、クラシック初心者でも楽しめる様にか各楽器が強調されたようなドイツの放送用録音の様な録音となっています。
収録曲目と演奏者は以下の通り。
1.皇帝円舞曲(シュトラウス2世)
2.南国のバラ(シュトラウス2世)
3.アンネン・ポルカ(シュトラウス2世)
4.春の声(シュトラウス2世)
5.ピチカート・ポルカ(シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス)
6.鍛冶屋のポルカ(ヨーゼフ・シュトラウス)
7.メリーウィドウ・ワルツ(レハール)
8.トリッチ・トラッチ・ポルカ(シュトラウス2世)
9.無窮動(シュトラウス2世)
10.芸術家の生涯(シュトラウス2世)
指揮
アルフレッド・エシュヴェ 1~4、8~10
フランツ・バウアー=トイスル 5~7
オーケストラ
ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団 1~
10