コンスタンス・l・カーカー

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食用花の歴史 「食」の図書館

コンスタンス・l・カーカー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562056583
ISBN 10 : 4562056584
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

近年注目される食用花(エディブルフラワー)。人類はいかに花を愛しつつ食べてきたのか、その意外に豊かな歴史を追う。分子ガストロノミーや産直運動などの最新事情、菊、桜などを使う日本の食文化にも言及。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次 : 第1章 古代の世界/ 第2章 中世から19世紀/ 第3章 ヴィクトリア朝時代から今日まで/ 第4章 アジア/ 第5章 地中海と中東/ 第6章 ヨーロッパ/ 第7章 南北アメリカ

【著者紹介】
コンスタンス・L.カーカー : ペンシルベニア州立大学元教授(美術史)。カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカシンガポール分校でも教鞭をとる。ガーデニング、フラワーデザイン、食文化に造詣が深い

メアリー・ニューマン : オハイオ大学元教授。毒物学博士。公共経営学博士。ガーデニングを愛するかたわら、ウエディングケーキのデザインも手がける

佐々木紀子 : 東京外国語大学ロシア語科卒業。イギリス在住、現地企業に勤めながら翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Kouro-hou

    エディブルフラワーというと最近の感じだが、実は人類昔から花にあたる部分は食べている。世界で一番食べられている食用花はブロッコリー。それはともかく歴史的にはやはりサフランが高級食材として記録に残る。ただし下々はキンセンカ。昔のイスラム圏で人気だったローズウォーター等かつて人気だった食用花が縁遠くなったのは、産業革命の頃に野菜の保存に成功したが花はダメだった&お手軽バニラが香り水業界を席巻という辺りらしい。最近になって保存技術の進化や分子ガストロノミーで加熱で色落ちさせずに花を使う事ができるようになったとか。

  • バニラ風味

    タイトルからは「花のみ」と想像してしまう。が、実際は世界各国の、野菜以外の植物の活用方法、といった感じ。特に印象に残ったのは、ハス。その姿から崇高的な印象を受け、多くの国で、根、花、実と活用されている。また、フラワーウォーターというと、バラと思っていたけれど、オレンジウォーターも結構、使われているのは新鮮だった。この本の中では、日本での食用花については、ほとんどふれていない。日本では、菊(主に山形県)と桜というイメージだけれど、最近はわさびが流行りそうとのこと。他にどんなものがあるのか知りたくなった。

  • 秋良

    ちょっとお洒落なレストランに行って、料理の上に花がちょこんと載ってたりして「この花も食べられます」とか言われると、「別に花は食べられなくてもいいんだけどな……苦そうだし」と思っていた。それくらい馴染みのない食べ物でいたつもりが、なんとブロッコリーも花だという。そーなの!?そして古代から色付けや薬として花は食べられてきたという。そーなの!?お菓子の世界ではバニラに追いやられていたローズに再び光を当てたのは、あのピエール・エルメだそう。確かにローズのマカロン美味しいよねー。今日買って帰ろうかな。

  • くさてる

    これまでにもさまざまな「食」を紹介してきたこのシリーズ。それでもさすがに「食用花」とは……と思ったのですが、世界中のひとみんな花を食べとるやないか、という結果でした。日本ではもちろん菊。そして桜。他にも世界各地で美しい花がお菓子やお酒だけでなく料理されていることを知ることが出来て面白かったです。ベトナムの「花鍋」すごくきれいでした。

  • 俊介

    本文にもあるが、人は花を贈られると、自然と心からの笑顔が湧いて出てくるらしい。確かに、花には生の喜びを感じさせてくれる何かが、ある。じゃあなんで食べるのか…。本書は、食用花の歴史や、各地の花食文化を紹介、その意味を教えてくれる。薬草として、殺菌・消毒薬として、宗教的理由など意味は様々。それぞれの花は決して綺麗ではないものも多いが、そこに意味があるのだから、食べる。一方、薬にも衛生にも恵まれた現代の我々は、ただ綺麗だからという理由であることが多い。それで十分だろう。食べることも愛情表現なのだ、ということで…

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