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地政学 -地理と戦略-

コリン・s・グレー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909542373
ISBN 10 : 490954237X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : なぜ地政学なのか/ ハルフォード・マッキンダー卿―ハートランド理論の流れ/ 地政学者アルフレッド・セイヤー・マハン/ エアパワー、スペースパワー、地理/ 宇宙時代の地政戦略―アストロポリティクスによる分析/ 批判地政学の理解のために―地政学とリスク社会/ 地政学 戦いの場としての国境/ インフォメーションパワー―戦略、地政学と第五次元/ 逃れられない地理/ 帆船時代における天候、地理、そして海軍力/ 地理と戦争の関係について/ ドイツ地政学―ハウスホーファー、ヒトラー、そしてレーベンスラウム/ ロシアの地政学における事実と幻想/ 地政学の「三位一体」

【著者紹介】
コリン・S・グレイ : 1943年生まれ。2020年逝去。元英国レディング大学政治・国際関係論学院名誉教授、同大学院戦略研究センター所長。専門は安全保障や戦略研究。1970年にオックスフォード大学で博士号を取得後、英・米・カナダの各大学で教鞭を執る。英国国際戦略研究所・副研究部長就任を契機に英米の両政府のアドバイザーとなり、ハドソン研究所の上級研究員を務め、アメリカとの二重国籍を取得。ワシントンにシンクタンクを設立し、レーガン政権では主に核戦略担当のアドバイザーを5年間務めた。著書には『現代の戦略』(Modern Strategy)を初めとして、クラウゼヴィッツ的な視点から戦略論を説いたものが多く、他にも戦略文化、シーパワー論、エアパワー論、スペースパワー論、特殊部隊論、軍備管理、軍事における革命(RMA)、地政学などの分野で積極的に発言

ジェフリー・スローン : 1955年生まれ。キール大学で博士号取得、1984年卒業。英国レディング大学政治・国際関係論学院講師。同大学院部長。専門は軍事史や地政学理論、インテリジェンス研究など。1987年に英国キール大学で博士号を取得後、ダートマスの英国海軍兵学校で教員や学部長などを務める

奥山真司 : 1972年生まれ、横浜市出身。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学を卒業。英国レディング大学大学院で修士号(MA)と博士号(PhD)を取得。戦略学博士。国際地政学研究所上席研究員、青山学院大学国際政治経済学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Fumitaka

    マッキンダー、マハン(本当は「メイハン」らしい。p. 88)、ハウスホーファーなど地政学の論者の思想の検討と、さらに現代的な地政学を扱う論文を十三本収録。スローンのマッキンダーについて扱った論文は「帝国主義の正当化に使われるようなものではなかった」という論調で、トールの『批判的地政学の理解のために』では、マッキンダーも帝国主義の時代の申し子的部分があると論じており、論文ごとに色合いが違う部分もあるが、「政治と地理」「地政学は運命論や予言ではない」「最終的な意思決定はその人の責任」は共通しているだろうか。

  • トクナガ

    帆船時代とか細かい部分の話は面白かったけど、たいていの理論が広い範囲のことを扱いすぎてて机上の空論だと思ってしまった。現実の場合、結局は新技術の登場で状況が一変する場合も多いだろうし過去の事例を紐解いて理論を構成したところで妥当な理屈が出来上がるのか非常に疑問。地政学ってせいぜい創作物のネタくらいにしかならないんじゃないだろうか。ミリタリー系の細かい技術や兵站の本を読んでいた方がよっぽど建設的な気がする。

  • Ohe Hiroyuki

    原書は、1999年の刊行である。およそ四半世紀を経て翻訳が再び刊行された。そこに翻訳者である奥山氏の意気込みを感じる一冊である。翻訳にしては珍しく解説が長い。奥山氏のアイデアが詰まっている一冊ともいえよう▼本書は、地政学の振り返りから、批判地政学、ナチスと地政学、ソ連崩壊後のロシアの地政学等幅広い論文が収録されている。それぞれの著者が一冊書けるほどの濃さがあるが、訳者のこなれた日本語で読みやすい。▼個人的にはロシアからみる地政学が参考になった。今のウクライナ戦争を理解するにも有用の一冊である。

  • sab

    地政学は地理、政治、そして軍事・技術が否応なく絡み合っており、国際関係論で必出。本書は陸海空のみならず宇宙、サーバーの5軸からなる軍事力や、ランドパワー、シーパワー、ハートランド、リムランドという古典地政学の中心的な概念を概観し、さらには批判地政学、国境、地理の概念、海上ロジスティクスを決定する技術発展の俯瞰、地理と戦争の関係、ナチスに影響を与えたハウスホーファーのドイツ地政学、ロシア地政学という補論も扱う。

  • spacemax

    基本的に地政学の基礎部分はしっている前提での本になっています。いきなり行くと厳しい気はします(笑)

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