コフィ・アッタ・アナン

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介入のとき 下

コフィ・アッタ・アナン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000611626
ISBN 10 : 4000611623
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「同時代における最も偉大なグローバルリーダー」(アマルティア・セン)と評価される第七代国連事務総長コフィ・アナンの自伝。下巻はミレニアム開発目標の創設から、九・一一テロ事件、アフガン戦争、そして米国と真っ向から対立したイラク戦争に至るまでの激動の軌跡。大国や独裁者と粘り強く渡り合い、人びとのための国連をめざした姿が浮かび上がる。マイケル・イグナティエフによる解説つき。

目次 : 第6章 人間の安全保障の再定義―貧困撲滅とミレニアム開発目標/ 第7章 世界の断層線―中東における平和構築(国連を和平会議に?/ 働きかけと信頼醸成/ 業績を残して―二〇〇〇年、イスラエルのレバノン撤退/ 深淵に―キャンプ・デーヴィッドと第二次インティファーダ/ カルテット形成 ほか)/ 第8章 九・一一の戦争―テロ、アフガニスタン、イラク、そして危機に瀕する国連(イラクと国連/ 九・一一、アフガニスタン、新たな戦争/ 予告された戦争の記録/ 嵐のなかへ―侵攻後のイラク/ 爆撃が止まる時―イラクの教訓)/ 終章 リアリストの夢

【著者紹介】
コフィ・アナン : 1938年ガーナ生まれ。1997年1月1日より2006年12月31日まで第七代国連事務総長を務める。初めて国連職員から選出され、さらにサハラ以南アフリカ出身の初の事務総長。2001年に国連とともにノーベル平和賞を受賞

ネイダー・ムザヴィザドゥ : 1997年より2003年まで国連事務総長室に勤務。現在はオクスフォード・アナリティカ社のCEOを務める

白戸純 : 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。オランダライデン大学国際公法修士課程修了。1998年より、国連難民高等弁務官事務所で保護・法務担当として、トルコ、旧ユーゴ、ロシア、スーダン、シリア等に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    国連事務総長としての立場で、紛争解決から経済開発、平和維持、人権といった問題にいかに取り組んできたか、何が出来て、何が出来なかったのか、どういう問題に直面したのか、どういう問題を引き起こしてしまったのか、国連が今後求められるものは何か等、かなり率直に著述している印象を受けた。各国の利害が絡み合う国際政治の場では、国連の道徳的威信を持ってしても何の力にもならない現実があるが、生命の危機に瀕した人々を救うために、自らリスクを取り行動してきた面もある事は確か。歴代事務総長の中でも存在感は際立っていた。

  • sayan

    以前、「The Utility of Force」という書籍を緒方貞子氏が推薦していた。パワーという概念に新しい定義づけを試みる、そんな書評だったかコメントに強い興味を覚え、早速、ブックストアに立ち寄り手に取った。その書籍の著者が、本書でも言及されているルパートスミスであった。そして彼の著作も自身がNATO軍の指揮官として参画したコソボ・東チモールの惨劇に大きく言及している。本書でも力(パワー)は大義とセットで有効性が増す、と言うが大義決定プロセス議論が欠けているため、無批判に人道的介入=善とは言えない。

  • 黒豆

    イスラエル、パレスチナ、アメリカとの関係、国連としての立場、そして意見だけではなく具体的行動、それは軍事力、どうバランスさせるか、アラブ対応、イラク対応、最前線での行動が記録されている。今の国連の活動行動力は?と!

  • キミ兄

    下巻巻末のイグナティエフによる解説が凄い。これを先に読んでから上巻から読んだほうが絶対いい。アナンといえども痛い箇所はあるということが分かる。であったとしてもアナンの功績が褪せることはないのだが。☆☆☆☆

  • joymanChaneD

    国連とともにノーベル平和賞を受賞したコフィアナンの回顧録。ルワンダやボスニアで起きた国連の目の前での虐殺に対する反省と、その経験をもとに各個人の人権を重んじようという意思が印象的であった。

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