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混沌ホテル ハヤカワ文庫sf

コニー・ウィリス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150119386
ISBN 10 : 4150119384
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

〈ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞〉「まれびとこぞりて」「女王様でも」ほか、SF界の女王のユーモア系代表短篇5篇を収録。

【著者紹介】
コニー・ウィリス : 1945年コロラド州デンヴァー生まれ。1967年、北コロラド大学卒業後、教師をつとめるかたわら小説を発表しはじめる。タイムトラベルSF“オックスフォード大学史学部シリーズ”の第1作「空襲警報」(1982)でヒューゴー賞/ネビュラ賞を受賞。シリーズ初長篇『ドゥームズデイ・ブック』(1992)は、ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞のトリプル・クラウンを達成した。1998年発表のシリーズ長篇第2作『犬は勘定に入れません』でヒューゴー賞/ローカス賞を受賞

大森望 : 1961年生、京都大学文学部卒、翻訳家・書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • miyu

    長篇が面白そうだけれど読む勇気がないので、短篇集をおずおず読了。全くほんとにウィリスは素敵だし、彼女の知識の豊富さと蘊蓄の深さが気持ちよい本だった。出てくるカップル(になるであろう、若い男女)がまた見ていて微笑ましいというか、微塵の嫌みも感じさせない好印象な二人なのでスルスルと読めてしまう。どの作品もよかったが、特に「インサイダー疑惑」と「まれびとこぞりて」が好み。メンケンみたいな人がチャネリングして出てきてくれたら今の世の中もちょっとはよくなるかもだし、アルタイル人の睨みも意外に可愛くて最高じゃないか。

  • 更紗姫

    大森さんは<まれびと>って言葉に、いつ思い至ったんだろう。ウィリスらしさを十全に表す邦題(『まれびとこぞりて』)で楽しい♪ 讃美歌には詳しくないので、ショッピングモール@クリスマスの狂躁状態を念頭に読み進める。<お行儀=プロトコル>に副う対応でないと、口もきいてもらえない。ジュディス伯母さんだけでなく、会社でもよくあるよね。知らずに地雷を踏んじゃって、粗縁になる・・・。コミュニケーションはかくも難しい、いわんやエイリアンにおいてをや。『空襲警報』と二冊揃ったところで、私は絶対に“笑える話”派だと自覚する。

  • くさてる

    コニー・ウィリスは好きだけど、海外SFのユーモアは分かりにくいことが多くて敬遠していた一冊。けれどとても良かった。アンソロで既読の作品もあったけれど、それくらい粒ぞろいということです。「女王様でも」ウィリスと同じく、わたしもそれはばかげた主張だと思います!「インサイダー疑惑」ロマコメとして楽しめる似非霊媒退治話が楽しい。「まれびとこぞりて」ちゃんと人の話を聞いてよ!という感じで笑った。これも素敵なロマコメです。楽しい一冊でした。

  • 小太郎

    実は数多くの海外作家の中で自分が最も好きな作家の一人がこのコニー・ウィルスです。何と言っても「ドゥームズデイ・ブック」「航路」を読んだわくわく感は今も忘れられません。勿論少し前に読んだ「オールクリア」「ブラックアウト」も。ただ全部がOKかというと意味が分からん短編にいつも苦労します(笑)この本、傑作短編集というので読んだんですが5編中3篇は既読でした。良かったのが未読だった「まれびとこぞりて」コニー・ウイリスらしいファーストコンタクト物です。

  • かとめくん

    「混沌ホテル」なんか、夢に出てきそう。「女王様でも」価値観を人に押し付けるのはやめましょう。「インサイダー疑惑」メンケンについて、よく知っているような錯覚まで起こしてしまう。そしてパンチがきいてます。「魂はみずからの…」面白いけど日本人には大笑いするところまでは難しいかな。「まれびとこぞりて」不機嫌さは周りに重い波動を広げる。それにしてもこの展開のうまさ。全体にさすがコニー・ウィリスという面白さ。

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