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いくら新芽を摘んでも春は止まらない ミャンマー証言詩集 1988-2021

コウコウテッ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784896294453
ISBN 10 : 4896294459
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 2021(頭蓋骨/ 詩人 ケーザウィン―エッセイ/ 革命的家族/ 残余の生/ いくら新芽を摘んでも春は止まらない―エッセイ ほか)/ 2 2020‐1988(なんてこったい!/ ヤンゴン大峡谷/ ケッティー ビロードの手袋をはめた鉄の拳―エッセイ/ 獄中からの手紙/ わが悲しきキャプテンたち ケーザウィンとケッティー―エッセイ ほか)

【著者紹介】
四元康祐 : 詩人・作家。1959年生まれ。詩集に『世界中年会議』(第3回山本健吉文学賞、第5回駿河梅花文学賞)、『噤みの午後』(第11回萩原朔太郎賞)、『日本語の虜囚』(第4回鮎川信夫賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 燃えつきた棒

    偶然、図書館の新着図書コーナーで見つけて、日頃ミャンマー内戦をあまり注視しているとは言えないことへの罪滅ぼしになればと、借りて来た。/ 本書は、1988年の軍事クーデター以前の作品とそれ以降2021年までのものとに分けて編まれており、28篇の詩と12編のエッセイからなる。クーデター以後が第一部で、以前が第二部。 副題の「証言詩」とは「抵抗詩」に対するもので、どちらも証言を含んでいるが、「抵抗詩」と違って集団的なアジェンダを持たない主観的・個人的な詩のこと。 ケーザウィンの「頭蓋骨」などの16篇の詩は、→

  • たまきら

    新刊コーナーより。クーデターによりイギリスに足止めされることとなった、ミャンマー出身の編集者が編纂した軍事政権への反抗の詩集です。「日常的に詩的な言語を操る国民(あとがきより)」・ミャンマー人にとって、詩の力はとても大きい。だからこそ詩人は迫害されているー摘まれ続ける芽…それで萌えいづる言葉たち。その力強さ、失われた命の膨大さに呆然としました。この2年のクーデターで2,900名余の人々が死んだという。彼らの無念が、怒りが、殺された後も残る言葉に籠められている。息子が流した赤い血を花と例える父親の詩よ…。

  • takao

    ふむ

  • おひだい

    ミャンマーでは詩がもっと日常的であり、故に詩人とは政変の際、当局にとって危険が大きい存在だ。銃口を向けられて実際に死者も出ているのは軍人ではなく、一般市民である。詩人も例外ではない。その緊張感は日本の戦中歌を優に上回る。常に政治的に不安定だったミャンマーで日常のあらゆる部品が生死を想起させる詩を生み出すのは当然だとしても悲しい。

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