ゲルト・ギーゲレンツァー

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なぜ直感のほうが上手くいくのか? 「無意識の知性」が決めている

ゲルト・ギーゲレンツァー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772695206
ISBN 10 : 4772695206
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

情報は少ないほうが上手くいく。直感が生まれる仕組みを明らかにし、論理・分析に勝ることを具体的に検証。先の読めない時代に素早く的確な意思決定をする方法を紹介。数々の賞を受賞した話題のベストセラー。

【著者紹介】
ゲルト・ギーゲレンツァー : マックス・プランク人間発達研究所の適応行動・認知学センター所長。AAAS(アメリカ科学振興協会)行動科学研究賞(1991年)、ドイツ年間科学書賞(2000年)をはじめ、数々の賞を受賞している。シカゴ大学・心理学教授、ヴァージニア大学スクールオブローのジョン・M・オーリン特別招聘客員教授でもある。『なぜ直感のほうが上手くいくのか?』で『Bild der Wissenschaft』誌(ドイツの科学誌)「ブック・オブ・ザ・イヤー」を、『Handelszeitung』紙(スイスの経済紙)「ベスト・ビジネス・ブック」を受賞(ともに2007年)

小松淳子 : 翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Rootport Blindwatchmaker

    「人口が多い都市はデトロイトとミルウォーキーのどちらか?」あなたが日本人なら、この質問に高確率で正解できる。ところが当のアメリカ人のほうが、この質問を間違えやすいという。アメリカの地理に疎い日本人は「名前をよく聞く都市のほうが大きいはず」という再認ヒューリスティクスを使えるからだ。太古の世界ではあらゆる情報を得て比較考量することは不可能だった。いわゆる「巡回セールスマン問題」のように計算すること自体が非効率なことも多かった。そのため私たちは、そこそこ正しい結論を素早く得られる「直感」を進化させた…という本

  • 太鼓

    頭でうんうん唸りながらひねりだした解答よりも、直感の方がうまくいく場合が多々あるよという話。迷ったときには直感に頼ってみるのもひとつの解決策でしょうね。

  • かった

    情報が少ない状態でいわゆる「直感」で判断する方が正しいと主張する。明らかにカーネマンの「ファスト&スロー」で主張された、ヒューリスティックはバイアスを生むに反論する論文である。 私に言わせれば「どっちもどっち」である。直感が正しいといってもあくまでそれはごく限られた場面に限定されることに注意しないと大変なことになる。 どういうときには直感が役に立ち、どういうときはバイアスがかかるのか、ケース分けすることが重要なのだがそれは全くできていない。

  • Go Extreme

    直感という近道:スポーツと注視ヒューリスティック エキスパートの判断は直観的 直観の基本原理 ときには少ないに越したことはない:忘れることの良いところ 小さく始める 最初にピンときたのが最高 直観はどう働くか:知性=リスクを承知で見当をつける 無意識にしている推論 複雑で不確実な環境に抵抗 優れた直観はなぜ論理に勝てるのか:リンダ問題の問題 チェーンストア・パラドックス 知名度の効果と評価 もっともな理由ひとつだけでたくさん 医療では少ないに越したことなし 道徳的な行為と直観 社会本能 

  • (2010,141.2)震災後の放射能忌避では直感(直感なのか直観なのか問題もあるが)主義が蔓延、直感はその人の狭い経験則から生み出した主観(その人の真実=事実と違いそれは何種類もある)だと私は感じた。再認ヒューリスティック(recognation heuristic)がそれだと感じる。「脳のエラー細胞に従え」もその通りだし。「なんとなく」を「直感」てかっこつけるからややこしくなる。情報・選択が多過ぎるのもよくないし。「いろんな角度からものごとを見ていたら自分を見失ってた」ってミスチルも歌ってたし。

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