ゲルト・ギーゲレンツァー

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リスク・リテラシ-が身につく統計的思考法 初歩からベイズ推定まで

ゲルト・ギーゲレンツァー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150503635
ISBN 10 : 415050363X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

専門家の言葉をつい鵜呑みにする前に数字の「ウソ」を見破る技を教えます。現代人の基礎教養である確率・統計を平易に解説。

目次 : 第1部 知る勇気(不確実性/ 確実性という幻/ 数字オンチ/ 洞察)/ 第2部 実生活で不確実性を理解する(乳がん検診/ (非)インフォームド・コンセント/ エイズ・カウンセリング/ 妻への暴力/ 法廷のエキスパート/ DNA鑑定/ 暴力的な人々)/ 第3部 数字オンチを解消する(数字オンチはどう搾取されるか/ 愉快な問題/ 明晰な考え方を教える)

【著者紹介】
ゲルト・ギーゲレンツァー : 1943年生。ザルツブルク大学・シカゴ大学教授などを経て現在、マックス・プランク人間行動学研究所の適応行動・認識学センター所長。専攻は心理学

吉田利子 : 翻訳家。東京教育大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • zoe

    確かに私達は、野球に関する統計は知っている。だが、その他についてはあまり知らないかもしれない。自分も含め、確率統計の数値や、考え方に自信が持てないことも多い。実際教育をしてみると、その手法によって、学習の効果が違う。確率統計は学習の仕方が物を言う。絶対リスク減少率。相対リスク減少率。陽性。擬陽性。陰性。偽陰性。感度。自然頻度。置き換え訓練。確率がでてきたら、誰がどういう状況について語っているのか、冷静に理解しよう。

  • たんたんx

    ビジネス本のようなタイトルがついているが、半分は医療に関わる内容だ。不確実な環境で、「リスクについて考え語る時には、確率ではなく頻度を使え」と著者は言っている。確立よりも自然頻度で考えた方が、計算もしやすく解りやすいからだ。与えられたデータを正しく理解するためには、「リスクを推計するツールの使い方」を知らなくてはいけない。また、「リスクの推計を邪魔しようとしている勢力がある」ことに気付く事も、重要だと指摘している。

  • 烟々羅

    『乳がん検診は意味がない』偽陽性の可能性と、陽性でも生命に関わらない場合のほうが格段に多くて、手術によってQOLが低下するのと引き換えにできる話ではない。『HIV検診が陽性でも再検査が合理的』高リスクな生活(同性愛・薬物注射・輸血)でなければ陽性と偽陽性の確率は五分五分。『指紋もDNA鑑定も明確な証拠じゃない』物証に残された指紋は不明晰で完全比較はできないし、DNA検査100万分の一なぞ首都圏なら10人の該当者がいる。 メインは以上。確率を分数でなく「何人に何人」の形で表すと、慣習的な間違いがよくわかる。

  • ATS

    ★★☆数学的な説明がちょっと難しかった。まぁ、確率で考えるのではなく自然頻度で考えることが大切ということはわかった。確率で考えることで裁判においては有罪率があがる傾向にあるということも示唆されている。リスク・リテラシーについての本なら同じ著者の『賢く決めるリスク思考( https://amzn.to/2qz1PrJ )を先に読むことをおすすめする。こちらの方が訳が平易でもっとジャンルが広いので。

  • roughfractus02

    「10人のうち1人がガンになる可能性がある」(頻度)と「ガンの可能性が10%ある」(確率)は、表現として異なる。%表現では他人も含めた母数(上の例:10人)が消され、自分の内なる可能性と解釈されるからだ。逆に言えば、%表現で母数が不明の場合、恐怖を煽り安全を売るマーケティングの修辞が含まれるとも言える。本書は、医学的診断の事例をもとに、確率表現が多発する現代で、リスクを恐怖に変える修辞を識別し、少ない情報から未来を予測かつ修正して行くベイズ推定と、確率を母数を伴った「自然頻度」に置き換える方法を紹介する。

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