ゲオルク・ヴィルヘルム・シュテラー

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カムチャツカからアメリカへの旅 世界探検全集

ゲオルク・ヴィルヘルム・シュテラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309711843
ISBN 10 : 4309711847
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
260p;19

内容詳細

オホーツクから北アメリカのカヤク島へ、一九世紀以前の世界において比類なき規模で組織された第二次ベーリング探検隊に参加した医学者シュテラー。未知なる地形や動植物の生態を緻密に読み込んだ先に、躍動感豊かな世界が浮かび上がる。探検の醍醐味が凝縮した極地行の名著に、クラシェニンニコフ「カムチャツカの住民」を併録。

目次 : カムチャツカからアメリカへの旅(G・W・シュテラー)(一七四一年五月二九日から八月末日まで/ 九月一日から一一月三日まで/ 一一月四日から一七四二年一月三一日まで/ 二月一日から八月二七日まで)/ カムチャツカの住民(С・П・クラシェニンニコフ)(カムチャツカの住民の概観/ 一つの臆測によるカムチャダールとカムチャツカ諸種族の起源について/ カムチャツカ諸種族の以前の状態について/ カムチャツカの集落について/ カムチャダールの家財道具などについて/ 男子の仕事と女性の仕事/ カムチャダールの衣服について/ カムチャダールの飲食物/ 犬橇につて/ カムチャッカの信仰における神、大地の創造および教理について/ カムチャッカのシャマン/ カムチャダールの宴会と娯楽/ カムチャダールの私生活における友人関係と客のもてなし/ 媒灼と婚礼について/ 出産と育児について/ 死者の埋葬について)

【著者紹介】
ゲオルク・ヴィルヘルム・シュテラー : 1709‐1746。ドイツ生まれの外科医。植物学への造詣が深く、1737年、ロシア科学アカデミーの推薦で、ベーリングの第二次カムチャツカ探検隊に博物学担当として参加、カヤク島、ベーリング島などの科学的観察に手腕を発揮した。また、カムチャツカの調査、680種にも及ぶロシアの植物の分類・整理に専念するなど、ロシアの学術向上に大きく貢献した

加藤九祚 : 1922‐2016。朝鮮生まれ。上智大学文学部卒。1945年から1950年にかけてシベリアで抑留生活を体験した。平凡社勤務・上智短期大学助教授を経て、1975年4月より国立民族学博物館に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    第1次カムチャツカ探検では、アメリカ大陸を確認することができなかったので、再度ベーリングが指揮する探検隊が派遣された。そのメンバーの一人が著者である。彼はとにかく頭が良い。そして指摘も的確である。だが致命的な欠点があった。独断専行と怒りを抑えられない点である。そんなの集団行動に向かないだろうと思ったあなた、正しい。結局彼は、それが原因で命を落とすのだ。自分が正しいと思うのは結構だが、認めさせないと意味がない。北極の極寒でも生き抜いたのに、捕えられ拷問を受け37歳で亡くなる。

  • zoe さん

    前半は、1738年からカムチャッカ探検に参加するドイツ医師シュテラーの旅の記録。後半は、クラシェニンコフによるカムチャッカの民俗録。遭難してしまうのは、科学的でないからか、声の大きい人間に従ったからなのか。後から自分が正しかったということもできるので、良しと悪しとも言い難い。ただ遭難した時30人が亡くなっているので、探検は簡単ではないし、数年後に帰ると、著者も死んだことになっていた。当時、日本人の形跡も言及されている。北の国の人々のうち、ご遺体を犬に食べさせる風習があったというのは衝撃でした。

  • YUPO Tetesi さん

    正直最初はちょっとつまんないかなと云う感じだったのですが、中盤からはとても興味深く読ませてもらった(翻訳者が変わったのかなと感じるくらい読みやすくなった)。世界探検全集コンプリートしようかな。

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ゲオルク・ヴィルヘルム・シュテラー

1709‐1746。ドイツ生まれの外科医。植物学への造詣が深く、1737年、ロシア科学アカデミーの推薦で、ベーリングの第二次カムチャツカ探検隊に博物学担当として参加、カヤク島、ベーリング島などの科学的観察に手腕を発揮した。また、カムチャツカの調査、680種にも及ぶロシアの植物の分類・整理に専念するな

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